斎藤正彦:はじめての微積分(下)

作成日 : 2023-01-12
最終更新日 :

概要

「まえがき」から引用する。

本書は『はじめての微積分(上)』の続きである. 内容には多少難しいものも含まれるが,叙述の精神は上巻とまったく同じである.すなわち, 論理的厳密性より数学的直観力の要請を重視し,同時に技術的訓練と問題演習を重視する.

本書の章末には問題があり、巻末には解答が付されている。

感想

p.105 から始まる面積分では、向きのある無限小の長さ `dx, dy` を辺とする面積 `dxdy` に対して、 平面の座標系 `x-y` がオモテ側の正系座標系のとき `dxdy` を `dx^^dy` と書いている。なるほど、 微分形式を最初に導入するのがいいのかな。もっとも本書では微分形式ということばは使われていない。

数式記述

数式は MathJax を用いている。

書名はじめての微積分(下)
著者斎藤正彦
発行日2003 年 7 月 5 日 初版第 1 刷
発行元朝倉書店
定価2500 円(本体)
サイズA5 版
ISBN4-254-11094-4
備考草加市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi