「序文」から引用する :
この本では多数の図を挿入したが,残念なことにこれらの図は白黒である. もし教科書において 3 色や 7 色のカラーの図を載せることができれば,伝えられる情報量は飛躍的に増加する.(中略) 現時点では白黒の図でがまんせざるをえないが,将来の図解ものシリーズはカラーにするのが夢である.
なぜ、3 色や 7 色なのだろう。3 色というのは三原色が頭にあるからだろうか。7 色というのは(日本での)虹を構成する色の数だからだろうか。
それはともかく、私も少し図を書いてみることにした。ただし、手書きではなく、SVGGraph を使っている。また、 本書のボールドのイタリックの活字は、以下の引用ではボールドの立体に変更している。
図 6・36
図 6・37
これらは、p.156 の図 6・36 と p.158 の図 6・37 を私なりに色を添えて書き直したものである。 前者は、p.156 にある次の式(6.36) のベクトル場p.158 にある章末問題を引用する。
問題 6-3
1. 次のベクトル場に対して図 6・36 や図 6・37 のようなものをつくれ.
(a) `bbv = x bbi` (b) `bbv = x bbj` (c) `bbv = (x bbi + 2y bbj)` (d) `bbv = (-2y bbi - x bbj) // 10` (e) `bbv = x^2 bbi + y^2 bbj`
本題の解答は省略されている(p.228 では他の章末問題の解答がある)。
このページの数式は ASCIIMathML で記述している。 図は SVGGraph で記述している。
書名 | 図解による線形代数とベクトル解析 |
著者 | 阿部寛治 |
発行日 | 1993 年 1 月 20 日 初版発行 |
発行元 | 培風館 |
定価 | 1900 円(本体) |
サイズ | A5 版 |
ISBN | 4-563-00583-5 |
NDC | 411.6 |
備考 | 川口市立図書館で借りて読む |
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