副題は「パターン形成の数理」。まえがきによれば、本書の目的は、異なるスケールの共存する時空間パターンのダイナミクスを調べることと、散逸系のダイナミクスを紹介することであるという。
私は本書の内容が全く理解できないのでたんにパラパラと眺めていると、p.25 に次の記述があった。
超微速運動を最初に取り上げたのは,日本の物理学者川崎-太田[151]であろう.
この二人であるが、おそらく川崎恭治と太田隆夫と思われる。世界で最初の発見が日本人というのは、誇らしい。他にも、FitzHugh-Nagumo 方程式とか、蔵本-Shivashinsky 方程式とか、 日本人の名前が出てくる。
数式は MathJax を用いている。
書名 | 非線形問題1 |
著者 | 西浦廉政 |
発行日 | 1999 年 1 月 28 日 |
発行元 | 岩波書店 |
定価 | ???? 円(本体) |
サイズ | A5 版 |
ISBN | 4-00-010655-4 |
備考 | 草加市立図書館で借りて読む |
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