「まえがき」から引用する。
今日,線形代数とその応用について無数といえる程の書物が出版され, それぞれにさまざまな教育的な配慮・工夫が施されているようであるが, 行列を変数とする関数について何らかの形にまとめられた初等的な入門書は今までに全く見られなかったように思われる.
本書の第1章では「行列の関数の初等的理論」と題して、《行列変数の関数》の合理的定義を述べ、 具体的な計算を述べている。
私が気になったのは、未見の笠原晧司著「新微分方程式対話」と同「対話・微分積分学」である。 この本のいずれか(あるいは双方、前者では)に、 行列のスペクトル分解と指数関数について述べてあるようなのだ。 それを調べたいと思っている。
正誤表はサイエンティスト社のホームページ(scientist-press.com)から入手できる。
書名 | 行列の関数とジョルダン標準形 |
著者 | 千葉克裕 |
発行日 | 1998 年 5 月 31 日 初版第1刷 |
発行元 | サイエンティスト社 |
定価 | 2500 円(本体) |
サイズ | B5 判 224 ページ |
ISBN | 4-914903-55-5 |
備考 | 川口市立図書館で借りて読む |
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