「監訳者はしがき」から引用する。
この訳書のもとになった本は,通称 James-James の数学辞典と呼ばれる.(中略)第 5 版の増補で特に著しいのは, カオスやフラクタルのような新しい話題の追加と,人名項目の増強である.
いろいろな数学者の名前が出ている。p.128 では、クンメル,エルンスト・エデュアルド Kummer, Ernst Eduard
とある。
現在はクンマーと表記すると思う。
なお、p.403 では、ブロウエル,ルイツェン・エグバータス・ヤン Brouwer, Luitzen egbertus Jan
という記述がある。
また、p.454 ではミッタハ=レフラー,マグヌス・ゲスタ Mittag-Leffler, Magnus Gösta
という読み方が示されている。
私が目にするのは「ミッタク=レフラー」だ。
p.189 には「十字架曲線」という項がある。これは
`x^2y^2 - a^2x^2 - a^2y^2 = 0`という方程式の軌跡.
このページの数式は MathJax で記述している。
書名 | 数学辞典 |
監訳者 | 一松信・伊藤雄二 |
発行日 | 1993 年 6 月 25 日 初版第 6 刷 |
発行元 | 朝倉書店 |
定価 | 18000 円(本体) |
サイズ | A5版 650 ページ |
ISBN | 4-254-11057-X |
その他 | 越谷市立図書館にて借りて読む |
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