小松勇作(編):新編数学ハンドブック 基礎編

作成日 : 2022-06-11
最終更新日:

概要

「まえがき」から引用する。

内容の程度としては,大学の教養程度から理工系の専門課程にいたる広い範囲にわたり, 理工系を志す学生をはじめ,教育者や研究者にとって,学習のための事典ないしは備忘録として活用されることを期待している.

和分の記号

和分の記号

p.346 は差分法の解説である。下から 6 行目以降をスキャンした画像を掲げる。和分を表す記号は見たことがない。 積分記号の変形のように見える。現代では、和分の記号としては総和記号 Σ を使うようだ。

誤植

p.347 の下から 3 行目から 1行め

`y(x) = c_1+c_2 3^x, quad c_1+c_2 = 1, quad c_1+3c_2 = 3`.
ゆえに,`c_1 = -1, c_2 = 1` であって,
`a_n=3^n-1`.

とあるが、正しくは `c_1 = 0` である。だから一般項は `a_n=3^n` である。

奥付に誤植がある。本書の書名は「新数学ハンドブック 基礎編」であって、表紙や背表紙にそう書いてある。 しかし奥付では「新数学ハンドブック 基礎編」となっている。

数式記述

このページの数式は MathJax で記述している。

書誌情報

書名新編数学ハンドブック 基礎編
編者小松勇作
発行日1982 年 3 月 10 日 初版第 8 刷
発行元朝倉書店
定 価? 円
サイズA5版 578 ページ
ISBN
その他越谷市立図書館にて借りて読む

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MARUYAMA Satosi