「まえがき」から引用する。
内容の程度としては,大学の教養程度から理工系の専門課程にいたる広い範囲にわたり, 理工系を志す学生をはじめ,教育者や研究者にとって,学習のための事典ないしは備忘録として活用されることを期待している.
p.346 は差分法の解説である。下から 6 行目以降をスキャンした画像を掲げる。和分を表す記号は見たことがない。 積分記号の変形のように見える。現代では、和分の記号としては総和記号 Σ を使うようだ。
p.347 の下から 3 行目から 1行め
`y(x) = c_1+c_2 3^x, quad c_1+c_2 = 1, quad c_1+3c_2 = 3`.ゆえに,`c_1 = -1, c_2 = 1` であって,`a_n=3^n-1`.
とあるが、正しくは `c_1 = 0` である。だから一般項は `a_n=3^n` である。
奥付に誤植がある。本書の書名は「新編数学ハンドブック 基礎編」であって、表紙や背表紙にそう書いてある。 しかし奥付では「新版数学ハンドブック 基礎編」となっている。
このページの数式は MathJax で記述している。
書名 | 新編数学ハンドブック 基礎編 |
編者 | 小松勇作 |
発行日 | 1982 年 3 月 10 日 初版第 8 刷 |
発行元 | 朝倉書店 |
定 価 | ? 円 |
サイズ | A5版 578 ページ |
ISBN | |
その他 | 越谷市立図書館にて借りて読む |
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