最後に,最適 OS で数式処理ソフトと数値計算ソフトをバリバリ活用されることを期待しております.
本書は 1998 年の発売だ。本書に記載があり、 2022 年現在商用で扱いがあるのは Mathematica、Maple、MATLAB である。 同様に本書に記載があるオープンソフトで現在も使えそうなものは Scilab や gnuplot しかない。
ということで、Scilab 6.1.1 を Windows 11 に入れた。本文の例は使えている。 ただし、Scicos (GUI 環境)はなく、代わりに Xcos が含まれている。 Scilab のコンソールのプルダウンメニューの「アプリケーション(A)」の「Xcos」を選べばいい。 本文の例にある信号源 (sinusoid generator) は、Xcos では「パレット ブラウザ」の 「信号源」の GENSIN_f という部品が対応する。時計は同じく「信号源」の CLOCK_c が対応する。オシロスコープは「パレット ブラウザ」の「出力/表示」の CSCOPE が対応する。 また、p.410 のシミュレーション条件は、作図領域画面のプルダウンメニューの「シミュレーション」から 「設定」を選ぶ。詳しいことは、下記のページを参考にした。
参考
http://programmer-life.net/scicos_010.html
Version 6.1.1 の Scilab のヘルプページ (help.scilab.org/) も参照のこと。
書 名 | 最適OSで使いこなす数式処理/数値計算 |
監修者 | 臼田昭司・東野勝治・葭谷安正 |
発行日 | 平成 10 年 (1998 年) 11 月 26 日 第1版第1刷 |
発行元 | オーム社 |
定 価 | |
サイズ | A4 変形 416 ページ |
ISBN | 4-274-07866-3 |
その他 | 草加市立図書館にて借りて読む |
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