一松 信:微分積分学入門第四課

作成日:2021-06-26
最終更新日:

概要

はしがきから引用する。

(前略)本シリーズは全体として定積分から始まり,ルベーグ積分で終る形になった. これは実は結果的にそうなったので,始めから綿密にそのように計画したのではないのだが, 積分=逆微分 としてではなく, 微分積分学全体の学習にあたってもう少し積分に重点をおきたいという気持ちの現れである.

本書の目次

以下、本書の目次を紹介する。なお、実際の目次には、各章末の演習問題および演習問題略解、索引もあるが、 これらは割愛した。

第Ⅶ部 複素関数論
 第1章 複素数と複素関数
  1.1 複素数の導入
  1.2 複素数の図表示
  1.3 複素関数
  1.4 複素数の級数
 第2章 複素関数の微分法
  2.1 微分可能関数
  2.2 等角写像
  2.3 複素関数の指数関数
  2.4 複素変数の対数関数
 第3章 複素関数の積分法
  3.1 複素積分
  3.2 回転指数とその応用
  3.3 コーシーの積分定理
  3.4 正則関数と二三の性質
  3.5 孤立特異点
  3.6 留数解析
第Ⅷ部 実変数関数続論
 第4章 ベクトル解析
  4.1 ベクトル場と諸演算
  4.2 曲面と曲面積分
  4.3 曲面積分の諸公式
  4.4 3変数の全微分方程式
  4.5 連立全微分方程式
 第5章 偏微分方程式入門
  5.1 1階偏微分方程式と解
  5.2 ラグランジュ・シャルピの解法
  5.3 特性曲線と2階方程式の分類
  5.4 双曲型方程式の例
  5.5 楕円型方程式の例
  5.6 放物型方程式の例
 第6章 ルベーグ積分入門
  6.1 準備
  6.2 ルベーグ積分の定義
  6.3 ルベーグ積分の基本性質
  6.4 可測関数と可測集合
  6.5 空間 `L^2`
  6.6 ルベーグ積分続論

数式の表現ほか

数式表現はMathJax を用いている。

書誌情報

書 名微分積分学入門第四課
編 者一松 信
発行日1991 年 6 月 10 日 初版
発行元近代科学社
定 価2300 円 (税別)
サイズ
ISBN978-4-7649-1023-3
NDC
その他越谷市図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi