カバー扉から、主な内容を引用する。
- フーリエ‐モツキンの消去法
- シュタイニッツの定理
- シュレーゲル図式
- 有向マトロイド
- 上限定理と g-定理
- ファイバー多面体
章末には問題と演習があるが、解答はない。
本書の題名を見ただけでは、プラトンの正多面体のようなものを研究すると思うが、 それは誤りだ。カバーには 3 次元の凸多面体が描かれているが、本書の対象はもっと一般の `n` 次元の凸多面体が描かれているが、 本書のもっと一般の凸多面体、いわゆるポリトープが対象である。 上で引用した用語について本書で説明されているが、私には理解できなかった。
p.63 の下から 4 行め、空でない極小な面あり,
とあるが、「空でない極小な面であり,」
とすべきだろう。
書名 | 凸多面体の数学 |
著者 | G.M.ツィーグラー |
発行日 | 2003 年 3 月 26 日 |
発行元 | シュプリンガー・フェアラーク東京 |
定価 | 4700 円(本体) |
サイズ | A5 版 429 ページ |
ISBN | 4-431-70893-6 |
NDC |
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