「序」から引用する:
このエッセイは,いろいろな分野の科学者を主な対象としたものであり, 技術的な面で難しくならないようにしたつもりである.
私は図を見ただけで、充分おもしろかった。本文にはもっと面白いことが書いてあるのだろうが、 いかんせん、数学や物理の素養がないのでわからない。
p.530 では、不完全なコンピュータプログラム、いわゆるバグがあるプログラムが描いた図が描かれている。 わたしはこのような図、否、絵をおもしろいと思うが、世の中ではバグというものは総スカンを食らっている。 バグの復権をこのような図とともに叫びたいが、無理だろうな。 なお、このようなバグの描いた芸術は下巻にもある。
書名 | フラクタル幾何学 上 |
著者 | B. マンデルブロ |
監訳 | 広中平祐 |
発行日 | 2010 年 2 月 12 日(第1刷) |
発行元 | 筑摩書房 |
定価 | 1500 円(本体) |
サイズ | 文庫本 |
ISBN | 978-4-480-09356-1 |
備考 | ちくま学芸文庫、草加市立図書館で借りて読む |
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