まえがきから引用する:
この本の目的は,フラクタルが幾何学的な対象としてどのように作られ, 表され,性質が明らかにされているのかをやさしい数学を使って紹介することです. そして,「数学的」なフラクタルと,自然界に存在する「現実」のフラクタルとの関係についてもお話します.
私は図を見ただけで、充分おもしろかった。式は追っていない。
p.100 では、ルイ・バシュリエの博士論文の表題 Théorie de la spéculation を 「投資理論」と訳している。 フランス語の spéculation と英語の speculation は違うのだろうが、英語の speculation ならば、 投資と訳すよりは投機と訳したい。
書名 | フラクタル |
著者 | ケネス・ファルコナー |
訳者 | 服部 久美子 |
発行日 | 2020 年 1 月 22 日(第1刷) |
発行元 | 岩波書店 |
定価 | 1500 円(本体) |
サイズ | A5 |
ISBN | 978-4-00-029691-5 |
備考 | 岩波科学ライブラリー 291、南越谷図書館で借りて読む |
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