「訳者序文」から引用する
本書は理工系学科の基礎となる数学の要項を集めて整理したものである．
初版第 1 刷 1959 年 1 月 20 日である。その後 1999 年 11 月 15 日まで 初版第 33 刷を重ねている（以上は共立全書として）。その後新装版として本書が刊行された。 ただ、活字がかなり傷んでいるので、版は昔からのように思える。
pp.201-202 に微分方程式の数値解法が出ている。p.202 の例は次のとおりである:
`y' = x+y^2` の `x=0` のとき `y=0` となる解の `x=0.4` における値を Picard および Runge-Kutta の方法で求めよ．
このあとで数値例が載っているのだが、厳密解が載っていないのでどれほどの誤差があるのかわからない。
この微分方程式はリッカチの微分方程式の形であるが、
特解がわからないので一般解もわからない。少なくとも私の力ではわからず、
WolframAlpha のページ下記の URL を入力してもわからなかった。
https://ja.wolframalpha.com/input/?i=y%27+%3D+y%5E2+%2B+x%2C+y%280%29%3D0
ルンゲ・クッタ法のページを作った。
数式表現はMathJax を用いている。
| 書名 | 新装版 数学公式集 |
| 著者 | 小林 幹雄・福田 安蔵・鈴木 七緒・安岡 善則・黒崎 千代子 |
| 発行日 | 2015 年 5 月 25 日 新装版 1 刷 |
| 発行元 | 共立出版 |
| 定価 | 2500 円 (税別) |
| サイズ | A5 版 302p. |
| ISBN | 4-320-01785-4 |
| NDC | 410.38 |
| その他 | 川口市立図書館で借りて読む |
まりんきょ学問所 ＞ 数学の部屋 ＞ 数学の本 ＞ 小林 幹雄・福田 安蔵・鈴木 七緒・安岡 善則・黒崎 千代子 : 新装版 数学公式集
