日本には昔からさまざまな形のSFがあった。最終巻はSFにとらわれない、SF感覚の作品を各方面から紹介する。
p.185 に、オイコット市の物語 というタイトルで始まる SF が紹介されている。 「スカートえ(原文まま)の不思議な郷愁―――或はオイコット市民の羨むべき風俗について」が正式名称らしい。 この作品は花森安治のものだ。私はこの作品が好きだ。また、三島由紀夫のSFというのも驚いた。
びっくり度からいえば、「科学童話」(本書p.41)や「数学小説 数太郎」(本書p.238)の印象も強い。
書 名 | 日本SFこてん古典〔3〕未来への扉 |
著 者 | 横田 順彌 |
発行日 | |
発行元 | 集英社文庫 |
定 価 | 円(本体) |
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その他 | 千葉市の蘇我と青葉区の間あたりの本屋で手に入れた。 |
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