飯島 泰蔵:視覚情報の基礎理論 |
作成日: 2015-07-11 最終更新日: |
視覚情報の基礎理論。副題は「パターン認識問題の源流」。
久しぶりにこの本を読み返してみて、私が文字認識技術にかかわっていたころを思い出した。 飯島氏が序説で述べられている「ボケ」の重要性について思い当たる節があった。 工場で刻印されたりステンシルで描かれたりした文字を認識することをおこなっていて、 多くの方法を用いたにもかかわらず認識率は向上しなかった。 ところが、どこかの本に載っていた「わざと文字の部分に平滑化フィルターをかけてボケさせる」 という方法を試してみたところ、認識率が向上した。 そんなことを基礎から考えるのにこの本はいいのだろうが、 いかんせんこの本を買ったきりでほとんど読んでいない。 読みすすめるのに大学の教養程度の数学の基礎が必要である、ということはわかっている。
書 名 | 視覚情報の基礎理論 | |
著 者 | 飯島 泰蔵 | |
発売日 | 年 月 日(第1刷) | |
発売元 | コロナ社 | |
定 価 | 円(税別) | |
サイズ | A5 版 | |
ISBN | ||
その他 | ||
NDC | 548 |
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