中村 善也:ギリシア悲劇入門

作成日:2011-03-27
最終更新日:

概要

ソポクレス「オイディプス王」など、ギリシア悲劇の代表作を取り上げて、その魅力を余すところなく語る。

感想

大学に入って間もなく、何か教養らしいことを磨こうと考え、ソポクレスの「オイディプス王」を買って読んだ。 その筋には感動し、ではもう少しギリシア悲劇について突っ込もうと思い、大学生協の棚を見ていたらこの本があった。 買って他にもギリシア悲劇の代表作があることがわかり、それらを買おうと大学生協に向かったら見当たらなかった。

そんなことをサークル後輩の T くんに対して話したら、「丸山さんが言ったギリシア悲劇の代表作は、僕が買ったのかもしれませんねえ」 とまろやかな関西弁で答えられたのでがっくりきた。その後、この本はずっとしまってある。

取り上げられているギリシア悲劇

この本では取り上げられている作家は、ソポクレス、アイスキュロス、エウリピデスの三人である。 私が読んだのはそのうちで「オイディプス王」しかないので、もう少し読んでみたいと思っている。

ソポクレス

アイスキュロス

エウリピデス

なお、ソポクレスのエレクトラをもとにホフマンスタールが台本を書いた、 リヒャルト・シュトラウスの歌劇「エレクトラ」は有名である。

書 名ギリシア悲劇入門
著 者中村 善也
発行日1974年1月21日第1刷、1981年1月10日第6刷
発行元岩波書店
定 価380 円
サイズ新書版
ISBN
その他岩波新書, 今は手元にない
NDC(6)991

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MARUYAMA Satosi