山田 宏尚:増補改訂版 図解でわかる はじめてのデジタル画像処理 |
作成日: 2021-02-16 最終更新日: |
「改訂にあたって」から紹介する。
本改訂版では最近の動向をふまえて、特に 10 章、11 章の構成を見直しました。 具体的には、10 章では AI 、機械学習、ディープラーニングなどに関する項目を新たに加え、 文字認識や産業用ロボットなどにおける画像認識技術の話題を中心に再構成しました。 また、11 章ではステレオ画像処理、バイオメトリクス、医療用画像処理、 自動運転を含む自動車の安全機能などの応用事例について解説しました。
HDR という技術を本書で初めて知った。ハイダイナミックレンジ合成と日本語ではいう。 デジタルカメラで、高いダイナミックレンジを実現するための技術である。 具体的には、露出の異なる写真を複数枚撮影し、きちんと撮影できている部分を使って1枚の写真に合成することをいう。 なぜ HDR が気になったかというと、カメラで逆光での撮影が難しい理由がよくわからなかったからだ。 一般的な自然風景のダイナミックレンジはとても広く、10 万対1を超えることがあるという。 しかし、カメラのイメージセンサーのダイナミックレンジは 3 万対 1 程度しかないので、 自然の風景の明暗差をそのまま記録することができないというものだ。 やはり、本は読むものだ。
書 名 | 増補改訂版 図解でわかる はじめてのデジタル画像処理 |
著 者 | 山田 宏尚 |
発売日 | 2018 年 3 月 6 日 第2版 第1刷 |
発売元 | 技術評論社 |
定 価 | 2580 円 |
サイズ | |
ISBN | 4-7741-9575-9 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
NDC |
まりんきょ学問所 > コンピュータの部屋 > コンピュータの本 > 画像処理・パターン認識 > 山田 宏尚:増補改訂版 図解でわかる はじめてのデジタル画像処理