コンピュータ日誌(2007年) |
作成日: 2007-04-22 最終更新日: |
2007年、コンピュータとのおつきあいの日誌です。
私のホームページは、いずれすべて XHTML にするつもりだ。 そこで支障となるのは、いいかげんな HTML を正形式 XHTML に変換する方法と、 XHTML の標準表記形式である UNICODE への変換である。 なお、UNICODE としては utf-8 を考えている。 UNICODE への変換に伴う問題は、次の通りである。
私のページはシフトJISを用いていたため、 Character Set がシフトJISであることを Web サーバーに知らせるのがよいと思い、拡張子 sjis をつけてリンクをしていた。 ところが、シフトJISをutf-8にするのだから、 リンクにあるこの拡張子を書換えなければならない。大変だ。 何らかのツールは必須だが、どうしようか考えている。
英語以外のラテン文字文化圏でも、フランス語のアクサン、 ドイツ語のウムラウトなど、表記に苦労する文字がある。 これらは & で始まり ; で終る一かたまりの表記を用意してきた。 しかし、XHTML では文字実体参照を定義しているのは、 たったの4種類だけで、アクサンやウムラウトは定義されない。 utf-8 に書き直せばよいのだが、 書き直しのプログラムはわからない。
全文検索システム Namazu は、utf-8 未対応である。 上記のアクサンやウムラウトを含む文字は検索できない。 これはあきらめるしかなさそうだ。
# mkdir /mnt/win
# mount -t vfat /dev/hda1 /mnt/win
わたしのタワーコンピュータでは、まだWindow はvfatである。
Haskell の処理系であるghcをバイナリーでインストールしたが、エラーが表示される。
$ ghc
/usr/local/lib/ghc-6.6/ghc-6.6: error while loading shared libraries: libreadline.so.4: cannot open shared object file: No such file or directory
見たところ、ライブラリ readline のバージョンが合わないようだ。 インストール先には、readline5 では互換性がとれないので、 readline4 でコンパイルした、ということが書いてあった。 だから上述の事態は予想されたことなのだけれど、 いざとなると困ってしまう。 それでも、対策を考えてみた。
少し考えて、realine が4のままで動かすことにした。 ディストリビューションが違うのを入れれば、それが原因で動かないことになるだろう。 また、ghc のコンパイルは至難の技である。
さて、無理矢理で、一番強引な手段に出た。
# cd /usr/lib/ # ln -s libreadline5.so libreadline4.so
さて、起動してみたら、正常に動作した。 ghci (interactive な ghc) も行編集機能は大丈夫だ。
どういうわけか、音がでない。どうやら、サウンドカードを認識しないのが原因のようだ。 私のコンピュータのサウンドカードは Prodif Plus である。 おかしいなあ。alsa でサポートしていると書いてあるのに。とまれ、 alsa のページへ行き、開発版の一番新しいものをダウンロードし、コンパイルする。 これで、デバイスは認識できた。しかし、音がならない。
こんどは、aumix の原因だろう。
$ aumix
aumix: error opening mixer
バージョンは 2.6.1 だ。ちょいと古いので、
最新版をインストールしてみる。
http://www.jpj.net/~trevor/aumix.html
最新版は 2.8 のようだ。
$ ./configure (中略) Package gtk+-2.0 was not found in the pkg-config search path. Perhaps you should add the directory containing `gtk+-2.0.pc' to the PKG_CONFIG_PATH environment variable No package 'gtk+-2.0' found no *** Could not run GTK 2.0 test program, checking why... *** The test program failed to compile or link. See the file config.log for the *** exact error that occured. This usually means GTK was incorrectly installed *** or that you have moved GTK since it was installed. In the latter case, you *** may want to edit the pkg-config script: /usr/bin/pkg-config configure: error: Test for GTK failed. See the file 'INSTALL' for help.
GTK の開発環境が必要ということだろう。
$ sudo apt-cache get gtk (中略) gtk2-devel - GTK+ (GIMP ツールキット) アプリケーション開発ツール [maruyama@ravel aumix-2.8]$ sudo apt-get install gtk2-devel パッケージリストを読みこんでいます... 完了 依存情報ツリーを作成しています... 完了 以下の追加パッケージがインストールされます: XOrg-devel atk-devel cairo-devel freetype2-devel glib2-devel libpng-devel pango-devel zlib-devel 以下のパッケージが新たにインストールされます: XOrg-devel atk-devel cairo-devel freetype2-devel glib2-devel gtk2-devel libpng-devel pango-devel zlib-devel アップグレード: 0 個, 新規インストール: 9 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個 9417kB のアーカイブを取得する必要があります。 展開後に 38.3MB のディスク容量が追加消費されます。 続行しますか? [Y/n]Y (中略) 完了
わたしが使っていたノートコンピュータのディスクがいよいよ調子悪くなってきた。 そこで、タワーコンピュータのディスク領域から、 今ではほとんど使わなくなった Kondara/MNU を消し、 代わりに Vine Linux 4.1 をインストールすることにした。 インストール作業は順調で、問題なく使えている。 (2007-04-20)
XHTML 化はまだ完了していない。だいたい HTML 5 が出てきて、厳密なタグの付け方はしなくともよくなったからだ。 ただし、Unicode 化だけは済ませている。
以上は 2016 年 7 月 10 日に記す。
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