Keinosuke Fukunaga：Introduction to Statistical Pattern Recognition

作成日 : 2015-12-26
最終更新日 :

概要

パターン認識は幅広い分野にまたがっている。工学的な問題、たとえば文字読み取り機や波形分析もあれば、 生理学や心理学における脳のモデリングにもかかわってくる。統計的決定理論や推定理論がこの本の主題である。

感想

目次

日本語訳としては自信がないが、目次は次のとおりである。

  1. はじめに
  2. ランダムベクトルとその特性
  3. 仮説検定
  4. パラメトリック分類
  5. パラメータ推定
  6. ノンパラメトリック密度推定
  7. ノンパラメトリック分類と誤差推定
  8. 逐次パラメータ推定
  9. 信号表現のための特徴抽出と線形変換
  10. 分類のための特徴抽出と線形変換
  11. クラスタリング

付録は次の４章がある。

  1. 行列の導関数
  2. 数学公式
  3. 正規誤差表
  4. ガンマ関数表

本質的な次元

p.280 に、本質的な次元 ( Intrinsic Dimensionality ) の説明がある。事実上は 1 次元の分布なのだが、 統計的な処理を施すだけでは 2 次元に見えてしまう、そんな例がある。同書では、本質的な次元は、局所的な次元とも言えることを述べ、 その実際のデータを示している。

書誌情報

書　名Introduction to Statistical Pattern Recognition
著　者Keinosuke Fukunaga
発行日1990 年
発行元Academic Press
定　価 円（本体）
サイズ 判　ページ
ISBN0-12-269851-7
NDC007

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