副題は「シミュレータとサンプルコードで理解する基本アルゴリズム。」。
本書の補足資料は下記にある。
https://oreilly-qc.github.io/
量子コンピュータ、ということばを聞いたのはかなり昔だ。本当にそんなことができるのだろうか? と思っていたが、柔軟な考え方が身に着けられればと思い、借りてきた。 実際に読み進めていると、もうわからない。まず、一般コンピュータのビットに相当する単位が、 量子コンピュータではキュビットということがわかった。ところが、 キュビットの表示が妙なのである。キュビットを本書では円表示という形で表しているのだが、 まず従来のビットを円表示で表すとこうなるという。
ビットがとりうる値 | 円表示 |
---|---|
0 | ●〇 0 1 |
1 | 〇● 1 0 |
1ビットを表すのに冗長ではないかと思ったのだ。しかし、キュビットであればそうはならず、 円の一対の表示が1キュビットになることがわかった。まずここで躓いた。
その後も読み進めていったが、p.27 の 2.3.6 QPU命令;PHASE(θ)や p.28 2.3.7 QPU 命令:ROTX(θ)およびROTY(θ)まで読んだところで苦痛を感じ、挫折した。
書 名 | 動かして学ぶ量子コンピュータプログラミング |
著 者 | Eric R. Johnston, Nic Harrigan, Meceds Gimeno-Segovia |
訳 者 | 北野 章 |
技術監修者 | 丸山 耕司 |
発行日 | 2020 年 8 月 25 日(初版第1刷) |
発行所 | オライリー・ジャパン |
発売元 | オーム社 |
定 価 | 3600 円(税別) |
サイズ | A5 変形判 |
ISBN | 978-4-87311-919-9 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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