青木 峰郎:ふつうの Linux プログラミング 第2版

作成日 : 2020-12-11
最終更新日 :

概要

副題は「Linux の仕組みから学べる gcc プログラミングの王道」。

感想

よい本だと思う。

関数定義のスタイル

本書で扱っている C 言語のコーディングスタイルで面白いと思ったのは、関数定義のスタイルである。私は、


static char* foo(int bar) {
	/* 処理 */
	return "baz";
}

のように書くが、本書では次のように関数の返す型と関数名を2行に分けて書いている。


static char* 
foo(int bar) {
	/* 処理 */
	return "baz";
}

なお、関数宣言プロトタイプのほうは、1行で書かれていてこれは普通だ。 なぜ関数本体を 2 行に分けて書いているのだろうか。何か理由があるのに違いない。

誤植

下記の誤植があった。読み進める上での不都合はない。

書誌情報

書 名ふつうの Linux プログラミング 第2版
著 者青木 峰郎
発行日2017 年 9 月 26 日 第2版 第1刷
発行元ソフトバンククリエイティブ
定 価2750 円(本体)
サイズページ
ISBN978-4-7973-8647-9
その他越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi