Dmitry Jemerov, Svetlana Isakova:Kotlin イン・アクション

作成日:2020-11-16
最終更新日:

概要

サンプルは下記から確認できる。
https://try.kotlinlang.org/

感想

p.4 の「リスト 1.1 最初の Kotlin の味見」をコンパイルしてみたら、 次のウォーニングが出た。

ch01.ex1_ATasteOfKotlin.kt:6:10: warning: parameter 'args' is never used
fun main(args: Array<String>) {
         ^
ch01.ex1_ATasteOfKotlin.kt:10:26: warning: 'maxBy((T) -> R): T?' is deprecated. Use maxByOrNull instead.
    val oldest = persons.maxBy { it.age ?: 0 }
                         ^

第1のウォーニングについては、fun main() { とすればよい。 第2のウォーニングについては、ウォーニングの指示に従い、 maxBy のかわりに maxByOrNull を使えばよい。

なお、本書の別の個所でも maxBy が出てくるので同じように直せばいい。

読み方

この本はコードの断片があちこちに出てくる。 関数単位の断片は一度ファイルに foo.kt の形で書き出したあとで、 REPL で :load foo.kt として読み込ませて関数を実行する、 という方法がいいようだ。なお、 私は統合開発環境(Integrated Development Environment, IDE)を使っていない。 古い人間だからだ。

誤植

p.85 リスト 3.11 「重するコードを持った関数」とあるが、 正しくは「重するコードを持った関数」だろう。

書誌情報

書 名Kotlin イン・アクション
著 者Dmitry Jemerov, Svetlana Isakova
発行日2017 年 10 月 31 日 (初版第1刷)
発行所マイナビ出版
定 価 円(税別)
サイズA5 版
ISBN978-4-8399-6174-9
その他越谷市立図書館南部図書室にて借りて読む

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MARUYAMA Satosi