日本語版まえがきから引用する。
Python は ABC という教育用言語をもとに、C 言語とシェルスクリプトの間を狙って作られました。 初版のときの主な用途であった Web 開発も、近年ニーズが高まっているデータ分析も、機械学習も、 AI も、後から加わったものです。
私のような Python 初心者にとっては、敷居が高い本だ。
第2章は「現代的な Python の開発環境」である。私は Anaconda を使っているので、pip は使っていない。というのは、Python そのものよりも、 Python を含めた他の環境が気になっているからだ。本書は、Python を突き詰めるための本であり、Anaconda は扱っていない。これは当然だろう。
第3章は「Python の新しい要素」である。この章で構造的パターンマッチが説明されているのだが、 p.105 でこんな説明がある。
次の例も単純なものですが、入社時の課題としてよくある FizzBuzz のプログラムを書いてみましょう。(中略) これは本当に蛇足なのですが、面接というストレスがかかると、意外と簡単なことでもつまづいてしまうことがありますよね。
たしかにそうだ。ついでに、match 文を使ったエレガントな解答
を本書から引用する。
for i in range(100)
match (i % 3, i % 5)
case (0, 0): print("FizzBuzz")
case (0, _): print("Fizz")
case (_, 0): print("Buzz")
case _: print(i)
p.107 下から 2 行目、1章わかかる可能性があります。
とあるが、どういう意味だろう?
書名 | エキスパート Python プログラミング 改訂 4 版 |
著者 | Michał Jaworski, Tarek Ziadé |
訳者 | 新井 正貴, 稲田 直哉, 渋川 よしき, 清水川 貴之, 福田 隼也 |
発行日 | 2023 年 7 月 21 日 第4版第1刷 |
発行所 | ドワンゴ |
発売元 | KADOKAWA |
定価 | 3900 円(税別) |
ISBN | 978-4-04-893111-3 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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