スクリプト言語 |
作成日:1999-12-06 最終更新日: |
awk, sed, Perl など、スクリプト言語についての本を紹介する。 Tcl/Tk 、 JavaScript は別のページに移した。
次の本とともに、懐かしい一冊。
これまた改訂版はもっていない。初版のほうを持っている。 正規表現のところとごく初歩のところを参考にした。少し学ぶだけでも、驚くべき効果が あったのが、このsedとawkだった。
職場で必要があったので、perlを学びはじめた。実際はこれより薄い「ようこそ」の
本を使っていたので,このラクダ本はめったに開かなかった。
perlの本は他の言語の本に比べて著者の思想が強く出ることが多いように感じる。
それでもいいのだろう。
なお、あるメーリングリストで,Wallさんが熱心なキリスト教徒であることを知った。
最近話題になっている「オープンソースソフトウェア」の本やWWWで、彼は「努力、
忍耐、謙遜」という寄稿をしているという。Perlの精神とは一見反しているようだ。
上記の本(かWWW)を読んでみようかな。
私が持っているのは初版第二刷である。本当は改訂版を買いたいと思っているのだが, まだこの版で間に合っている。Perl5に対応した機能を使っていないということがばれてしまう。 とはいえ、ワンライナーで私は十分である。あるいは、まだPerlを使いこなしていないという ことかもしれない。だから、Perl4までの機能のみに特化した版があっても、十分なのでは ないかと思う。 なお、私は Perl による cgiを作ったことがない。そのため、そちら方面のperlには疎い。
この本を買ったのは、Perl のモジュールを知りたかったからだ。 Perl の本は馬に食わせる程書店にはあるけれど、モジュールについてまとめてある本は 他には知らない。 具体的な目的とは、ftp でファイルをリモートサーバにアップロードするには どうすればよいかを知りたかったからだ。実はこれだけならわざわざこの本を買うこともなかったが、 けっこう他のモジュールも使えそうなことがわかって驚いている。 なお、誤植が一ケ所ある。p.168 、低レベルの MIME 符合化とあるのは、符号化が正しい。
Larry Wall の書いた本がラクダ本と言われているのに対して、こちらはリャマ(Llama)本と 言われている。 この本の特徴は、CGI で Perl を使う時はCGIモジュールを使うように勧めていることだ。 もともとこの本を買った動機は、CGI のプログラムを処理する際に青ラクダ本を読んでいれば、 一からスクリプトを書こうなんて気は起こらないだろうに、という話をどこからか聞いてきたからだ。 で、なぜラクダ本がリャマ本に化けたかはよくわからない。 その後、別の方が「CGI のモジュールは何をやっているかわからないから、自分で作る」 という主張をされていることを知った。この主張も一部は頷ける。 しかし、CGI の処理は大変だからモジュールにすべてをまかせるのがいいだろうに。 これについては、「達人プログラマ」の主張が参考になるのではないか。
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