鈴木健太、𠮷田健太郎、大谷 純、道井俊介:データ分析基盤構築入門

作成日:2019-12-17
最終更新日:

概要

副題は「Fluentd、Elasticsearch、Kibana によるログ収集と可視化」。

感想

まずことばの意味から

タイトルの意味はなんとなくわかる。見当をつけて中身を読むと、WEB のアクセスログがデータの分析対象だとわかる。 では、副題に出てくるローマ字は何か? まず、Fluentd から。最後の d から想定されるのは、何かのデーモンに違いない。 実際には、ログ/メッセージ収集ミドルウェアとある。デーモンというよりはもっと活躍するイメージがある。 次に、Elasticsearch について。これは、分散型全文検索サーバである。最後に Kibana は、 データ分析、可視化フロントエンドである。Elasticsearch と Kibana は同じ会社で開発されている。

ETL

ETL と聞いて私は昔の電総研の略称を思い出したが、当然違う。ETL とは、データの加工過程を端的に示したことばであり、 Extract (抽出)、Transform (変換)、Load (ロード、読み込み)の頭文字語である。

デモ環境

本書の内容は、デモンストレーション環境で確認可能である。 ただし、Docker の利用が前提である。Windows 10 Home では Docker は利用できないので、諦めた。

全体として

興味はあるのだが、なかなか新しい技術に食いつく元気がない。残念ながら見送ろう。

書誌情報

書 名データ分析基盤構築入門
著 者鈴木 健太、𠮷田 健太郎、大谷 純、道井俊介
発行日2012 年 3 月 21 日 初版第1刷
発行元技術評論社
定 価円(本体)
サイズ
ISBN978-4-
その他越谷市立図書館(南部図書室)から借りた

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MARUYAMA Satosi