ローリング・ストーンズには数々のアルバムがあります。
一般に出回っている正規アルバムもいいのですが、ストーンズファンとしての醍醐味は
やはりBOOTLEG、すなわち海賊版にとどめを指すでしょう。
ここではボクの海賊版コレクションを、そっと披露しちゃいましょう。


★★アナログ編その1 ライブ★★

A Decade Of Decadence

 

<収録曲>
Tumbling Dice
Happy
Brown Sugar
Jumping Jack Flash


A Quick One While He's Away
Everybody
Down To The Wire
Come On

 

音質:ラインA 1978年7月28日メンフィスでのライブ(A面) 1968年ロックンロールサーカスからの録音(B面)

A面、B面で内容は全く異なります。A面は1978年メンフィスでのライブなんですが、音質はおそらくサウンドボードからと思われ、最高の部類です。また演奏からCD版「In Concert 1978」と同一音源ではと思われます。
またB面はあのロックンロールサーカスがTV放映されたものをそのまま録音したものなのでしょう。残念ながらこちらの音質はあまり良くありません。でもロックンロールサーカスは正規版CDとして発売されましたね。

 

Mick Taylor We Miss You

 

<収録曲>
Brown Sugar
Bitch
Don't Lie To Me
Rocks Off
Gimmie Shelter


All Down The Line
Tumbling Dice
Rip This Joint
Street Fighting Man
Uptight
Satisfaction

 

音質:ラインB〜C 1972年ダラスでのライブ?

この頃のブートはかなりの数ありますが、これはあの「フィラスペ」と同じ録音では?と思われます。というのは、スティービーワンダーが飛び入り参加したUptightがあるからです。なのに音質はあまり良くありません。

Mojo's Finest '82

 

<収録曲>
Under My Thumb
When The Whip Comes Down
Let's Spend The Night Together
Shattered
Neighbours

Black Limousine
Just My Imagination
Twenty Flight Rock
Going To A Go Go


Little T&A
Tumbling Dice
She's So Cold
Hang Fire
Miss You

Honky Tonk Women
Brown Sugar
Start Me Up
Jumpin' Jack Flash
(I Can't Get No)Satisfaction

 

音質:隠密B 1982年6月5日のロッテルダムでのライブ

1982年 Let's Spend The Night Togetherツアー後半のヨーロッパでのライブです。2曲め When The Whip Comes Downが省略されずに収録されている完全版ですが、オーディエンス録音で観客席の声もけっこう入っていて「ライブの雰囲気が味わえるもの」だと思います。

Rock Out Cock Out

 

<収録曲>
Brown Sugar
Happy
Dancing With Mr. D
Angle
Round And Around


Jumping Jack Flash
Street Fighting Man
You Can't Always Get What You Want
Midnight Rambler

 

音質:ラインB 1973〜74年ヨーロッパでのライブを混成したもの。

出だしは正規版「Get Yer Ya-Ya's Out」風に各地ライブのオープニングをオーバーダブしていて凝っていますが、内容はあの「Nasty Music」からパクったもののようです。

音質はまずまずと言えるのですが、盤そのものにノイズが多くて困ります。73年あたりのライブでのオイシイところを凝縮しているのがこの1枚でしょう。

Sad Songs Is All I Know

 

<収録曲>
Rip This Joint
All Down The Line
If You Can't Rock Me
Get Off My Cloud
Star Fucker
Gimmie Shelter

Ain't Too Proud To Beg
Happy
Tumbling Dice
It's Only Rock'n Roll
Heartbreaker


Fingerprint File
Angie
Wild Horses
Brown Sugar



Midnight Rambler
Street Fighting Man
Jumping Jack Flash

 

音質:隠密B 1975年7月15日サンフランシスコでのライブ

正規盤「Love You Live」の前年のライブなのに、かなり内容が違うのに驚きます。ただし「Fingerprint File」なんかは珍しいナンバーですねえ。そういえば正規盤では「Star Star」のはずが、ブートでは曲の内容が全く同じなのに「Star Fucker」と標記されていのがファンとしては嬉しい限りですが(笑)。

 

Keith Richards L.A.Connection

 

<収録曲>
Take It So Hard
How I Wish
I Could Have Stood You Up
Before They Make Me Run
Too Rude

I Wanna Be Your Man
You Can't Make Me
Make No Mistake
Time Is On My Side
Big Enough


Whip It Up
Locked Away
Little T&A
Struggle

Happy
Connection
Rockawhile
It Means A Lot

 

音質:隠密B 1988年12月14日のロスでのキースソロライブ

正規盤「Talk Is Cheap」のリリース直後、ソロツアーに出たキースのライブです。録音はオーディエンスであまり良くはありませんが、キースのワイルドな(アバウトな?)ライブの模様を十分伝えてくれます。
ただ、セットリストではミックほどストーンズナンバーを多くせず、逆にソロナンバーがここでは光っています。

演奏そのものは…まあいつもこんな感じなんでしょう(笑)。それにボーカルは…。

Welcome To New York

 

<収録曲>
Bye Bye Johnny
Rip This Joint
Jumping Jack Flash
Love In Vain
Sweet Virginia


You Can't Always Get What You Want
All Down The Line
Midnight Rambler

 

音質:ラインA 1972年7月26日マディソン・スクエア・ガーデンでのライブ

この時期のライブとしては音質の良さに驚きます。それにこれはあの「Nasty Music」と共に評価の高かったブートです。

ただ、このブートのジャケットは2種類あるらしく、実はボクが持っているのはちゃんと豚レーベルなのにA面とB面が逆で、その中の順序も盤と順番が違っているというもの。おっかしいなあ。でもこれがブートというものでしょう(笑)。
この曲順は盤どおりに記載しました。