1999.11.21(大安)


  ★やっぱり…行くべきだ!!

同じ石川県人であるしまっちの結婚式だというのに、いつまでもどうしようか迷っていた自分がバカだった。結局決心がついたのは前々日。しかし祝福したい気持ちにはウソはつけず、妻な人の「折角だし、行ってくれば?」という一言で決定。その妻は仕事で行けないのは確定していた。

白山です

家を出る前にはひと雨あったが、しまっち晴れとでも言おうか空港に着く頃にはカラリと晴れわたった。離陸後しまっちの故郷、山中温泉が見えた。しばらくして石川の霊峰白山が見え、ボク達もしまっちもこの山を見て育ったことに感慨を覚える。フライトは至って順調で富士山、それから箱根が見えてきた。箱根といえばあとひと月余りで新年の駅伝なんだなあ。

この日はJAS便での上京だったが、初めてボーディングブリッジが割り当てられた。これもしまっちのおかげか?(笑)。小松を出る前に搭乗待合室でキップを買っておいた京急でまずは一旦品川へ。というのは式までの時間を利用して「鉄」取材。最近は京急流の「ドアを、閉めます」で東京へ来たのを実感。モノレールはどうした??

品川からはJRで横浜へ向かおうか迷ったが、京急の快特用新車2100系に惚れ込んでしまっているので再び京急で横浜へ。三崎口・新逗子行き快特に乗る。みごとな走りっぷりと乗り心地を満喫(笑)。

横浜駅周辺で再び「鉄」取材のあと、根岸線で関内へ移動。

  ★集合せよ

日曜の大安ということで電車でもどこでも礼服ばかり見かける。タキシードまで着ていたのも見かけたが、あれは夜の礼装なのでホントはNG。中華街の近くで軽く腹ごしらえしたらちょうどお約束の14時。ばったりイーノさん達と出会い、「現場」へ。織さんに電話したら通りの向こうにいた(笑)。

式場はさすがに混雑。階を間違えエレベーターのドアが開いた途端に披露宴が終わったとこに出くわし全員仰天(笑)、ようやくチャペルに辿りつく(汗)。女子が突然全員いなくなったとこに男子到着、まかっちも久々しかも青森から。計11名の式参列者はずうずうしくも控えの間(なのかな?)で、モーニング姿のしまっちとドレスがすごく似合っていた美しいK子さんと対面!!

  ★挙式

定刻14時35分、係の人の誘導で順に式場へ。満面の笑顔のしまっちに続いて一同起立の中、父親にエスコートされK子さん入場。幼稚園児の時以来○○年ぶりに讃美歌を合唱した。祈祷、聖書朗読、式辞と続き、いよいよ誓約。しまっちの「雑記」にあったような笑い話もなく二人は声高らかに結婚を誓い、その証として指輪の交換、めでたく牧師の結婚宣言を受けた。おめでとう!!Mr. SHINJI SHIMASAKI & Mrs. KEIKO SHIMASAKI !!

式を終え、列席者全員のフラワーシャワーを浴びて二人は披露宴に備える。

  ★祝宴だー!!

カンパーイ!!

一応「通りすがり」だった我々は、二人の式の余韻にひたりながらそれを口実にさっそく呑み会の段取り(笑)。まずは中華街でということで観光客でごったがえす中で会場を確保、祝杯をあげることになった。

実はばなさんと林さんは結局遅刻して、祝宴からの参加(笑)。全員がそろったところで乾杯ということに。この日ボクを含めてネクタイ姿はは初めて(笑)という男子だったが、特に林さんはバッチリ黒のスリーピース。一番キマっていたなあ。それだけに勿体無い…とその時は思ったが、後で思わぬ話題に…

なんとかピッチが使えそうなので、ボクは用意してきたPCで2人の記念すべき写真を速攻で旧世界へ。さっそくみんなに好評だったので一式持って来た甲斐がありました。

真面目な話題ではあの2000年問題では残念ながらの出勤者がいるということ。それから三河弁や金沢弁、まかっちが2年間かかって完璧マスターしたという青森弁の話題など。どういうワケかボクがいれば「駅すぱあと」は不要だとか、織さんが#3になるとか(?)いう話まで飛び出て全員爆笑の嵐。

最後は祝宴なんだか、いつもの呑み会なんだか判らなくなり(笑)、ここでお開き。外はもう夜だった。ゾロゾロと北陸人のボクの先導(?)で桜木町へ向かって歩く。新郎しまっちがビビったというコスモワールドの観覧車が、ちょうどパンパシフィックホテル横浜とラップして幻想的。歩きながら話してたらあずりんのお兄さんも「鉄」だったことも判明。(その店ということは、外国型かな?)
残念ながらボクはそろそろ羽田に戻らなければならない時間となった。みんなはそのままクイーンズスクエア方面へ行くというので、ここで「またね」ということに。あずりん、ちぃちゃんも一緒にJR桜木町駅へ。みんなまた近々(?)逢おう!!

  ★帰途に

横浜まで一駅乗ったあと、「JRで品川だったら東海道線か横須賀線のどっちか先に来たほうに乗るんだよ〜」と再び歩く駅すぱあとを(笑)してあずりん、ちぃちゃんを見送り、ボクは京急で羽田へ。運良くまたも2100系の快特が来た。たった9分で蒲田乗り換えというのがホント惜しい。蒲田から乗ったのは北総開発から長躯乗り入れの7000系。

空港には最終便出発1時間前に着いたが、出発のソラリーボードには「便出発25分遅れ 使用機到着遅れのため」とあり、がっかり。この便(ANA759)は大抵那覇へ1往復したあとの機体を使うので、向こうの遅れを受けやすい。
そんなワケで京急の駅入口にあるスターバックスで一休みしながら旧世界へ一言二言。はやくもアップした写真が好評のようでボクもうれしい。エアラインのショップやソニプラを覗いているうち時間となり、セキュリティーを通ったが…
例のハイジャック事件のせいで金属探知機が超高感度になっていて、ベルトのバックルにラペルピン、クルマのキーにサイフの中の小銭にまで反応して、思わぬ時間がかかった(汗)。バス出発の予定が、遅れが功を奏して(?)ボーディングブリッジに変更になっていたものの、定刻を25分過ぎてもなかなか案内がない。さらに待たされてイライラしながら席につき、結局40分遅れてようやく機体が動いた。香港マフィアの暗躍のせいか??(もうええっちゅうに)

離陸。羽田空港を中心に一回りして上昇、東京タワーを目印に三つの灯りの塊は渋谷と新宿と池袋だというのが判る頃には巡航高度に達していた。少しずつ灯りが減り、やがてポッカリと黒い部分に貼りつくような灯りは諏訪湖、続いて松本。真っ暗な北アルプス越えの途中でレベルオフとなり再び街の灯りが見えたら金沢だった。クルリと旋回しながら高度を落とし、小松空港に着陸。到着口には仕事から直接迎えに来た#2が待っていた。

これでANAのマイレージは14,300マイルたまったが、あと少しでタダで小松-東京往復か…(笑)。またすぐに来いと??

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