大姑娘山(中国 四川省)、パンダの里
その2
17Aug.〜 25Aug. 2002


四姑娘山ヘッドウォール
8月21日 晴れ後雨
9時05分 BC発
のんびり、のんびり登る
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ハイクアップするzunko |
ボッカする馬さん |
12時30分 アタックキャンプ着(4300mくらい)
少し休憩して順応に登る。
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こんな花もあります。 |
アタッキャンプ?にて |
ヤンさんが、道をはずれ、ときおりブルーポピーを見つけてくれる。
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岩陰のブルーポピー |
英語は、まったく通じないのだが、楽しい人だ。
アルパインツアーの人たちをみながら、「彼らは、ちっちゃなブルーポピーしか見てないよ」と
そんなしぐさをしながら、和ませてくれる。さすがは、地元ガイド。
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にわか写真家?zunko |
ヤンさん親子 |
カレーとザーサイの夕食の後、早めに就寝する。
8月22日 晴れ
5時頃起床して準備をする。
ヤンさん、劉ちゃん、zunkoそして僕でのぼり始める。
ガラ場を登りきりコルにあがると、冷たい風をうける。
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コルからの四姑娘山 |
コルからの登り |
少し休憩して尾根の裏側を行くが、少し雪があって慎重に登る。
四姑娘山から大姑娘山への稜線を望みながら、ゆっくり登る。
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四、三、二姑娘山 |
近くの岩峰 |
頂上からも360度の展望を楽しむ。
中国の人たちも数人登っている。
通訳の劉ちゃんは、はじめての頂上に興奮気味だ。
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頂上にて |
大姑娘山登頂!! |
そうこうしてるうちに、アルパインツアーの人たちも登ってきた。
名残惜しいが、下ることにする。
初めて雪の斜面を下る劉ちゃんは、腰が引けておっかなびっくり・・・ガイドのヤンさんがぴったりサポートしている。
お客は、僕ら2人なんだけど・・・。
でも、みんな無事に登れて良かった、良かった。
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劉ちゃん |
ヤンさん |
今日は、長い1日だった。
明日は、下山の日。当然の成り行きでその夜は宴会となった。
ヤンさん、劉ちゃん、ヤンさんのお父さん、それから、故須藤さんのミニヤコンガ隊に同行した?金さん、アルパインツアーの通訳の兄ちゃん、それに馬方の人たち、食事を作ってくれた姉妹?らと歓談。
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笑顔で食事を作ってくれた |
宴会風景 |
歌を歌い、英語と通訳を通しての会話をしつつ、カルカの夜は更けていった。
故須藤さんの話、四姑娘山の南壁を初登した広島の吉村さんらの話・・・。
飲みすぎで、ふらふらの状態で、テントに戻ってシュラフに入っていた。
こんなに飲んだのは、本当に何年ぶりだろう。
その夜の夢の中には、故須藤さんが出てきた。何もいわず、僕に酒をついでくれたことを覚えている。
須藤さんも一緒に飲んでいたのかもしれない。
色々考えるところがあり、中国行きを前にして長年お世話になった岳人クラブを退会したのだが。
何か「良ちゃん、色々ご苦労さん」って言ってくれているような・・・そんな気がした。
そう思いたい・・・。
6時26分 AC発
8時 コル
8時50分 大姑娘山頂上着
9時30分 大姑娘山頂上発
11時20分 AC着
大休止
14時30分 BC着
8月23日 晴れ
今日は、下山日。
帰りは、馬で下ることにする。
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金さんとzunko |
そろそろお尻が痛くなってきた |
始めは、面白かった乗馬?も1時間をすぎるころから、お尻の痛さに後悔の念が沸いてくる。
12時過ぎに日降着。
昼食を食べ、お土産を買いに行く。
ここで、大川健三さんの写真集を見つける。うまく表現できないが、四姑娘山の魅力が満載だ。
お土産用も含め3冊も買ってしまった。山屋の目でみても魅力的な写真がいっぱいだ。
その日は、日降のホテル泊。
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日降着 |
8月24日
朝食後、パジェロで日降を出発する。
まっすぐ成都に向かい、町のレストランで軽食を食べる。
小皿で多くの種類の料理を食す。めちゃめちゃ、うまい。
劉ちゃんに言わせると、「四川の料理は、辛いだけじゃない!!」なのだ。
なんと、イトーヨーカドーでお土産を買い物して空港へ。
劉ちゃんらと涙のお別れをして、機上の人となる。
22時05分 成都発CZ3484
23時55分 広州着
広州のホテル泊。
8月25日
9時30分 広州発 CZ389
13時50分 関空着
花の季節とすれば少し遅めだったけれど、その分人も少なめで楽しいトレッキングとなりました。
ガイドのヤンさん、通訳の劉ちゃん、パジェロの運転手さん、張さんをはじめ、皆さんのおかげで人のつながりを感じる温かい旅になったことを感謝します。
2004.03.10記 ryo
