学問に近道なし!!
--雪崩学編-- 

 10 Jan.〜 12 Jan. 2004

 
天狗原より滑降ラインを望む

1月9日

21時自宅発。今週に購入した初ETCを体験。
22時すぎ、テラオくん宅発。守口まで、阪神高速にのり、あとは下道さ。
後部座席で交代で爆睡する。

1月10日 晴れ後雪 

8時40分後ごろ、ノルウェービレッジ・カルチャー棟到着。
今回の目標は、雪崩ネット主催のセイフティキャンプに参加し、すべるための雪崩学を学ぶこと・・・。

山屋さんって体験的な直感で雪質を判断することが多いような気がするし、すべるために必要な知識を身につけたかった。
テラオくんは、今回オフピステデビューだし、リスクを知った上で、バックカントリーを楽しんでほしいと思う。
そんな気持ちで参加したSCは、どんなもんだろう?

午前中は、座学。
内容こそ、本で学べることばかりだが、講師のでがわさんのインストラクションは的を得てて分かりやすい。
午後は、降雪の中ビーコン練習をする。
ビーコン探索に、携帯電話はご法度とのこと。これは知らなかった。
よく考えれば分かることでも、携帯切って使ってる人ってどれくらいいるんだろう??

夜は、白馬駅にデリカを止めて、居酒屋に繰り出す。ちょっと飲みすぎたか・・・。
爆睡・・・

1月11日 晴れ

8時栂池ゴンドラ集合。
ハンノキリフトで、こぶしのソノさんに声を掛けられる。
う〜ん、降雪後の晴天。ピステ内でも楽しめそうだ。
シャルに雪が少ないので、栂池に流れてきたとのこと。

僕らは、少々後ろ髪を引かれながらも上部へ、講習に向かう。
雪崩地形を意識しながら、早稲田小屋へ。

小屋裏の斜面にピットを掘って、いろいろと講習を受ける。
詳細は、雪崩ネットのHPを参照!!
講習風景 データ収集も重要!!

セイフティキャンプの内容は、それほど高度な内容でないけれど、講師陣の充実と経験の豊富さから多くのことを学べます。
直感と経験値だけを信ずる山屋さんと、バックカントリー初心者にお奨めの講習だ。

ある程度、知識と経験のある方には、上位クラスのASCの方がいいかな??

小屋裏の尾根を少し登って、少し重めのパウダーを楽しむ。
そう、すべる為に登っているのだから。

そろそろ、小屋に到着・・・と思いきや、思わぬトレーニングが待っていた。

でがわさんを始め、講師の皆さん、ありがとうございました。

1月12日 晴れ

本日は、記念すべきテラオ君のデビュー戦。天気も味方してくれたようだ。

ゴンドラ終点より、シールとスノーシューでハイクアップする。
天狗原への斜面を行くテラオくん 白馬三山をバックにハイクアップ

天狗原から滑ろうかとも思ったが、せっかくの”いい天気”なので、上を目指す。

乗鞍岳への登り 稜線直下の岩陰で準備する

稜線からは、少し雪煙もあがり、クラストしていそうなので、直下の岩陰からすべることにする。
すべりは、ビデオに撮ったので写真は、ないけれど・・・。

スキーもボードも雪面を切るスポーツ。楽しくも安全なPowderRiding
のためにも、生涯勉強なのである。
そう、学問に近道なし!!