みちのく湯治の旅
--スキー編--　

　19 Dec.〜　23 Dec.　2003
26 Dec.〜3 Jan.　2004

　
萱野高原から八甲田方面

12月19日

本日は、会社の忘年会。ぶっちするわけにもいかず・・・されど、酒を飲むわけにもいかず・・・
トホホ。
早々に途中退席して家路につく。
デリカ君に山のように荷物を積み込んで21時すぎ自宅発。
魚崎で阪神に乗って、NORTH VILLAGE宅へ。
NORTH VILLAGE夫妻を積み込んで、22時すぎ、いざ出発じゃあ。

12月20日

木之本のチェーン規制で時間がかかり、新潟につくころには、朝日も高く上がっていた。急いでも仕方ないので、安全運転で、猪苗代高原IC降りる。横殴りの降雪だ。
四六時中、一回り年代のちがう夫婦どうしが一緒にいるのも疲れるといけないので？？部屋は別にする。
どういう訳か我々の方がぼろい部屋なのだが・・・。いやあ、いい年してセコイ・・・。
チェックインまで時間があるので、リステル猪苗代スキー場で滑るが、リフトも1本しか動いておらず、早々に切り上げ、部屋でのんびりする。

本日の走行距離、約720km

12月21日

夜中も雪が降ったようだ。
chibaさんのHPから得た情報で、ゲレンデでパウダーが楽しめるとの噂？のグランデコに向かう。

グランデコスキー場にて

雪が降ったりやんだりの天気だが、リゾートスキー場なのに人も少なく、快適。
しかもゲレンデも端の方は、圧雪されておらず、そこを滑るスキーヤーも少なく？なかなか楽しめた。
午前券、3200円なり。でも全然見ないじゃん・・・なしでいけたかな・・・。

12時頃早々にデコを去り、八幡平を目指す。
何を間違ったか、3時間程度でいけると思っていたのだが・・・。

真っ暗になった18時、本当にあってるのか不安になるころ、後生掛温泉到着。


旅館に向かうNorthVillage夫妻と別れて、湯治部に向かう。
個室オンドルで、素泊まり2500円＋毛布230円＋夕朝食2000円なり。
”馬で来て、下駄で帰る”で有名な後生掛温泉。白濁した湯と泥湯で大満足。
携帯は、通じない。

後生掛温泉のオンドルで寛ぐzunko

今年の雪はここも少なく、昨日ようやく降ったとのこと。

明日は、秋田八幡平で遊んで、八甲田だ。

本日の走行距離、約510km

12月22日

オンドル湯治部屋は、結構暑かった。
温度調整は、窓の開閉。

朝起きると吹雪いていた。朝風呂を浴びて朝食後、早々に八甲田に向かうことにする。
今日は、八甲田でロープウェイを数本回し、明日は・・・。

東北道あたりは、なんと雨。車窓に見える景色もこれは、初冬か？という感じで雪はほとんどない。

それでも黒石ICで降りて、酸ケ湯に向かうとだんだんと雪がでてきた。
10時半頃ロープウェイ駅につくが、見上げる正面のスロープは、ブッシュだらけ・・・。雪少ねえ・・・。とほほ。(>_<)

とりあえず、準備して、ロープウェイ上へ行くも、上部は、風雪。
堅雪！！のダイレクトコースを滑る。
う〜ん。オーバーヘッドは何処へ・・・。

zunko&ryo	NORTH VILLAGE夫妻

昼食を食べて、リフトを1本滑り、切り上げる。

NorthVillage夫妻を酸ケ湯に送り、我々は谷地温泉へ。
夏なら、すぐの距離だが、この時期は、グルっと反対回りで向かう。

途中、ガイド小屋？で情報を聞く。今日、銅像ルートに偵察にいったがまだまだとのこと。
ガイドツアーもしばらくなしとのことだった。
残念(T_T)

途中、見上げた銅像ルートは、ブッシュはでてるけど、いけんことないかなあ？？？
まあ、まだ楽しめないのでしょう。

谷地温泉は、なかなかヨサゲ。

本日の走行距離、約120km

12月23日

朝食を食べていると、隣りの夫婦が「テンを見たよ」と話していた。
八甲田は、まだまだなので、岩木山の鯵ケ沢スキー場に行く。
関西からワザワザ行くスキー場じゃないかもしれないけれど・・・。

鯵ケ沢スキー場にて

それなりに楽しんで、空港へ向かった。
なんか車に乗ってる時間が多かったが、NorthVillage夫妻は楽しめたかなあ？？

12月26日

性懲りもなく20時17分発の日本海3号で青森へ。
今回のメンバーは、僕ら夫婦とNorthVillage旦那だ。

12月27日

大阪発の夜行列車、降りたときから♪♪
青森駅は、雪の中〜・・・
秋田を過ぎたころからの車窓は・・・ええぞええぞ。
日本海3号にて青森へ。

日本海3号とzunko	青森駅にてNorthVillage旦那

駅で食ったホタテラーメンは、いまいちだったかな？？

買出しして、バスで空港にデリカ号を回収に行く。
50cmくらいは、積もっていただろうか？？

空港駐車場でデリカ号を救出!?	冬も来い！！ 雪よ降れ！！

真っ暗になったころ、みちのく深沢温泉に辿りつく。
冬は、自炊しかしていないとのことだが、僕らには十分だ。
透明と湯と少々白濁した熱めの湯を楽しむ。

4日前とは、見違える雪に、笑いがとまらない・・・。

ホタテにマグロのさしみに、ビール、いくら丼に、酒の肴にあぶったするめを。
後は、温泉入って寝るだけさ。

明日は、ロープウェイ並ぶでええ。　

zzz

12月28日

朝風呂をあびて、朝一のロープウェイを目指す。
やっぱ、一番じゃないとね・・・

8時半ころ、駐車場着。すでに並んどるがな・・・。
う〜ん。Volantをはじめ、ファットが多い。いいなあ・・・

酸ケ湯温泉には、バンディットがズラっとならんでいたが・・・。

昨夜からの雪でいい感じ。

ダイレクトコースしかOPENしておらず、時折ショートカットを交えながら流す。なかなかいい。

最後の斜面は一番楽しめるかな。リフトでもう1本回して、お茶する。

ダイレクトコースにてNorthVillage旦那	ロープウェイよりの斜面にてzunko

リフトでロープウェイよりの斜面を2回ほど滑ると、もうズタズタになってしまった。

昼食を食べて再度ロープウェイでダイレクトコースへ。
こちらも、もう終わっていた。

あとは、青森の市場で買出しして飲んだくれるだけだ。

海鮮丼を食すNorthVillage旦那

夜露天風呂でテンを見かけた。

12月29日

例によって朝風呂をあびて、朝一のロープウェイを目指す。
今日は、ガイドツアーに参加予定。
リーズナブルで帰りの車も心配しないでいいかなと・・・。

強風のためロープウェイが運休とのこと。

昨夜は、雪が降っていないのでゲレンデ内は、楽しめない・・・。
リフト2本ほど滑るとなんと雨交じりの雪が降ってきた。

少し迷った末、1日早く八甲田を後にし、八幡平に向かうことにする。
zunkoのシールを忘れたようなので、青森のグリーンクラブに買出しに行く。
スノーシューを買おうかとも思ったが、結局モンベルのシールをget。
心なしか粘着力が弱い？？？

相変わらず雪の少ない車窓に失敗したかな？と感じながら、秋田八幡平スキー場を見に行って後生掛温泉湯治部到着。
湯治部の1/3はスキー客か？？それにしても、テレマークが多い。

今回は、3人ということで6畳間だ。やはり、オンドルでござの下は、砂。
岩手牛と八甲田牛のすき焼きを食し、ちびちび酒を飲む。うめ〜

12月30日

朝風呂は、いい。肩も治るかな？？

魚を焼いてると隣りのおばちゃんが話しかけてきた。
「あんた、そんなに食うんけえ？」
後生掛温泉自炊棟は、3人だと2000円/1人1泊とリーズナブルだし、おばちゃんとの会話も面白い。
もちろん、温泉もええ。

朝一新雪を目指したが、スキー場は圧雪されていた。
1本、足慣らしをして、リフト終了点から反対斜面に滑り込む。
うほ〜。軽い！深い！！楽しい！！！
少々藪があって短いけれど、山毛森ゲレンデ？は、天気が悪くても楽しめるお手軽未圧雪バーンだ。
林道を登り返す。

いったん、レストハウスまで滑り、小休止。

少し晴れてきたので再度、山毛森ゲレンデ？に向かう。
今度は、視界も効いて楽しめた。

この下はパフパフ^^ NorthVillage旦那撮影	zunko、何ボーっとしとる！！ NorthVillage旦那撮影

八幡平への登り口に向かうが、時間も遅いし、タラタラの尾根のようなので、ヤンピしてゲレンデトップに登り返す。

リフト下でプチパウダーを楽しんで、本日は終了。

宿でラーメン食べて再度・・・と思ったが、いったん寛ぐとビールを空けてしまうのだった。

明日は、焼山往復するかな。

12月31日

朝風呂を浴びて、予定とおり焼山へ。
湯治部のお勝手？みたいなところから、直接尾根に取り付く。
昨日のトレースが残っている。昨夜は、降らなかったようだ。

1時間半〜2時間程度のハイクで、国見台と思われるところに到着。
林間の中の少し開けた斜面を2本ほど楽しむ。

国見台にて	シールを外す？NorthVillage旦那

帰りは、忠実にトレースを戻ってビール飲んで温泉へ。

今日は、大晦日ということで買出しに行く。
店のおばちゃんに薦められるままにホルモン鍋？にする。

にごり酒を飲みすぎ、ボブサップ戦を見逃してしまった。
NorthVillage旦那は、旅館部のロビーできっちり見てきたらしい・・・。

1月1日

新年、明けましておめでとうございます。

後生掛温泉をチェックアウトして岩手側の八幡平スキー場に向かう。
本日は、晴天。

八幡平スキー場ゲレンデトップにて NorthVillage旦那	小屋裏？を滑るzunko

早速リフト2本乗り継いで、茶臼岳を目指す。
メジャーなラインらしく、人も多い。
1時間半程度のハイクで非難小屋に着く。
指導票もしっかりしており、お気軽コースといった感じ。

頂上からの斜面は、急だし堅そうなので、小屋からスキー場側の斜面を滑る。
めっちゃいい。^^
そのままトラバース気味に進み、ときおり出くわす、ウィンドクラストに苦労しつつ道路に滑り込む。

そのまま、盛岡駅に向かう。
ビーフシチューとタンシチューを食し、再び八甲田を目指す、NORTH VILLAGE旦那を見送る。
僕らは花巻温泉に立ち寄り、東北道のSAで就寝。

1月2日

天元台スキー場に向かうが、残念ながらガスがひどく、ゲレンデトップから1本流して終了。
本当は、西吾妻を往復したかったのだが・・・。

早々に小野川温泉に向かう。尼湯200円なり。透明のラジウム温泉だが、味があってよろしい。

小野川温泉　尼湯	小野の小町も入ったとさ 誰がやね〜ん

途中、独楽に里でネームプレートを作って雨の中、米沢に向かう。

我が家のネームプレート いいっしょ

米沢牛も押さえとかなくっちゃ。すき焼きを食す。

熱塩温泉を目指すが、外湯は入れてもらえず、足湯のみ楽しむ。
猫がジャレて膝の上に乗ってきた。ちょっとくさかったけれど・・・。
足湯前の宿の主人が色々説明してくれた。

グランデコの駐車場泊。

1月3日

例によって、朝一のコース脇のプチパウダーを楽しみ、シールアップ。
できたら西大巓までいけたらと思いつつ、先行パーティのトレースを辿る。
今日は、ロングドライブが待っているので1時間ほど登った後、林間を楽しむ。

休憩したときにテルモスを忘れてしまったようだ。
ゲレンデに入ってからは、一気に駐車場に滑りこむ。

林間を楽しむzunko	テルモス忘れても〜たがな

大塩裏磐梯温泉に立ち寄り、がらがらの温泉を楽しむ。
喜多方に抜けて、当然のごとくラーメンを食し、雨の中、神戸を目指す。

帰路の総走行距離　約1740Kmなり。

みちのくは、ガツガツ滑らず、温泉を楽しみつつ行くのがよろしい。
いつかまた、行きたいエリアである。