森の恵みと沢にひたるツアー
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登山技術研修

調査同行ガイド

登山道調査
中谷川大海川(大倉沢)
2004年9月1日 L三井 古川・長森(AIST) 坂田(ACC−J茨城)

雨飾山キャンプ場645−黒沢出合735−茂倉沢出合805−7m滝905/45−浅海川への支流1120−金山1350/1420−車道1655

少ない滝がピリリと辛い
 8/31、1泊2日のつもりで集合。笹ヶ峰から向かった長森君は天狗原登山口下でトチノキの大木が倒れて車が通れず、糸魚川回りで来た。台風が朝のうちにすぎて晴れる予報だったが、頸城だけは午前中雨で濁流。あきらめて9/1ワンデイとした。
その倒木の近くに車をデポし、キャンプ場から雨飾登山道をたどり、道が斜面に入るところからヤブをこいで大海川に入る。ずっと川原で滝がなくどんどんはかどる。下半分は砂岩で長森君が調査。茂倉沢からたまに滝が出てきて、7m滝はV+ぐらいかなと思って初対面の坂田さんにリードしてもらったら、これが難しい(X)。まず左壁を直上するのが滑り、ハーケンを打って右に斜上するが最後ののっこしがスタンスは滑りホールドはもろく細かい。おれなら登れないので、巻けただろうか。
きのうの大雨のせいもあるのか魚影は全く見えない。左上に茂倉尾根の岩壁が出てくるとスノーブロックがちらばり、このあたりからひん岩が出てきて古川君が調査するが川床には砂岩もある。小滝連瀑のあと谷が広がって伏流し、見晴らしがいいところに出ると水が現れる。右手の小沢を登れば浅海川に乗り越せるだろう。正面はどんづまって海川西俣のシネマスクリーンみたいだが手前からは滝は見えない。そのどんづまりから左を見ると連瀑だ。下の段々を越えてロープを出し、凹角を出て右の水流際に移るのがちと緊張。

金山にまっすぐ向かう沢を見て左に入りすぐナメがあるがこれも中ほどがちときびしい。落ち口がせばまった滝から砂岩に変わり、もろいのをいやがって直登するとシャワークライムだが長森君は濡れずに登った。小滝群をさくさく登ると開けて三又。地形図のガレマークは直進で、三井・古川が入る。ヤブの中に滝があってちと緊張。草むらを分けて進みネマガリのヤブをこいでやや左手に行き道に出た。三又を右に行った長森・坂田の方が早かった。
金山で古川が石を取る。再び火山性の石があるらしい。ここから天狗原を越えて下山。滑るところもあり、疲れる。浅海川源頭付近を通るのだがそこは別の火山性の石があるそうで、調査したいと言う。
技術度**** 体力度*** 雰囲気*** 総合***