森の恵みと沢にひたるツアー
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ハナイグチ
(ジコボー)
ヌメリイグチ
シロヌメリイグチ


2004Sep20 kuni
夏の終わりから紅葉前まで
カラマツ林の地上に生える
ぬめりとボリュームがあり、歩きやすい場所でたくさん採れることもある

長野県では「ジコボー」と呼ばれ、最もなじみのある野生キノコではあるまいか
濡れているともっと鮮やかで
てかてかしていて見つけやすい

傘は茶色、柄と傘裏の管口は黄色
右の幼菌は管口がまだ出ていない
これぐらいが上品であるが、大きくなってもよい。ただし大きいのは腐ったり虫が入ることが多い


2001Oct9 sanada
石突にカラマツの葉がくっついて
いるので、折るかナイフで斜めに
そいでおくとそうじが楽だ
傘色が鈍いヌメリイグチ(マツ林床)や全体に白っぽく汚い感じ(傘は茶色がかることも)のシロヌメリイグチ(カラマツ林床、右写真)も似たようなもんだ。
食べ方
汁の具、ゆでておろしあえ・刺身
石突を取り、水(虫がいそうなら塩水)に入れておいてからそうじする。カラマツの葉が浮くので手でどかし、全体をひっくり返してまた浮いてきたのをどかす。
芋虫。大きくなると柄からも傘裏からも入る。食い初めなら取り除くが、穴がたくさん見えたり傘がぷよぷよするようならあきらめる。あやしいものは縦に切ってからゆでる。
保存
たくさん採れたときは管口のきれいなものを保存する

きれいに洗って生のまま塩漬け

または少量の水でゆがいてその汁とともに塩漬けか冷凍

塩をたっぷり入れると水気が出る。きのこが汁につかっているようにする

これで春(暖かくなる)までOK
水でもどす。水を何度か替える。食べるサイズに細かく切ったりお湯につけると早い。つるりとした食感はそのままだ。生のままつけた方が色や香りが残る