森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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日帰りきのこがり 10/27
のようす
雪中シモフリ探し&(シロノ)ハイイロシメジそこらじゅう
2010年10月27日(水) 雪のちくもり
これはいったい、何の、いつの写真だ!?
強い冬型になり、前夜に雪が積もってしまった。朝も雪が降ってる。

シモフリシメジがターゲット。ただでさ、地味で葉っぱに埋もれて見つけにくいきのこなのに、雪が積もって見つかるか?
ありました。これは雪をどかしたところ。
斜面では下から見上げると柄と傘裏の白っぽいのが見やすい。
キノコ発見には自信のあるお二人で、シモフリの予習はしてきたけれど、道端のこのきのこには気づかず。

この周辺を探すと雪と葉っぱの下からも出てくるのだが、なにせ手が冷たい!
雪で垂れ下がった枝をかき分け、次を探す。
じゃん。次の群生も道端でしたが、気づかず。
こちらは斜面が急で雪は少ない。
葉っぱをどけると続々出てくるが、葉の下のものは虫食いが多かった。
雪の中を探し続けるのもつらいので、いったん引き上げて午後は考え直すことにする。おかずにムキタケを確保。
きのこが土で汚れていて、きれいに洗いたいな、と思い、近くのペンション タンネンホッフさんに電話しておじゃまする。以前働かせてもらったことがあるのだ。
だし汁にシモフリをどっちゃり入れる。
実は私はシモフリの味に鈍感なので、違いがわかるようにとたくさん入れた。
澄まし汁、どうかな。

キノコを入れる前のだし汁と比べてもらった。
ムキタケは、にんにくと唐辛子を油で温めたところに入れて炒め、しょうゆで味付け。
汁物にすることが多いが、ぬるっとした食感を楽しむのも珍味としてよい。
さて午後は、シモフリは大体わかったので雪の中でうろつくのはやめて、大物&味の濃いハイイロシメジ狙いにする。

ちょっと歩くと、出てきた。探していると、続々。10m程度の菌輪のカーブの一部みたいなのが何ヶ所もある。
  
柄から虫が食い進んでいるものが多く、チェックしながら採取。Kさんはたくさん採ってましたねえ。私もこれが好きなんです。
ここはものすごいムキタケ山なんだけど、まだ出初めなのかとても少ない。不作?
2つのビッグターゲットはばっちりなんだけど、他のキノコは少なかった。
早めに終了し、お風呂に入って帰りました。
Bさんが帰ってからシモフリをホイル焼きにし、あまりに美味しい、絶品だと感想をいただきました。よかった。
白いきのこはシロノハイイロシメジかと私は思うが、図鑑では珍しいとされ、長野市保健所の鑑定の方も、ここらへんで採れるのはハイイロシメジだよ、と言ってました。
<きのこまとめ>
シモフリシメジ:2群生。状態よし。
(シロノ)ハイイロシメジ:菌輪多数。虫が入っているのが多い。
ムキタケ:出始め

その他見つけたもの:クリタケ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ