森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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山越え沢ごもり
6/18-20 のようす
2日目明け方まで降り続き、増水するも、その後回復し、35cmを筆頭によく釣れて、たき火もグッドで大満足
2010年6月18日(金) くもりのち小雨、夜じゅう雨
3日間降水確率50か60%の予報だが、とりあえず降っていない。ひいこら登る。

森と水を始める前からお付き合いのあるIさんとその仲間のKさん、Mさん。自分たちで源流キャンプをたまにやるそうです。別のK氏は用事で来られず。
  峠を越えて、下る。雪が残っている。

コシアブラ
ユキザサがたくさんある。

写真はホウチャクソウ(毒)
滑らないよう注意して下る。
先週来たYさんの情報で雪渓がヤバイかも、とのこと。ロープとハーネスを準備していたが、ブリッジは安定していた。
太いウド、 太いタケノコもある
テン場に着いたら雨が降りだした。

しばらく休む。

近くで竿を出し、まきを集め、さて本格的に釣りに出よう。

Iさんは体が冷えてお休み。
途中ワサビゲット。
「刺身用の大物を釣れということですな」とKさん。
雨の中、竿を出す。Mさんはルアー、Kさんはフライで反応なく、エサで。

この日は渋め。7寸がちょこちょこ、たまに8寸。
降り続くのでタープ下で宴会開始。

ウドスティック、ヨブスマソウ・ユキザサ・シャクのおひたしと定番突き出し。モツ炒めが好評。Iさん持参のトントロ、ビーフ、ラムと、今夜は焼肉パーティ。寒いのでありがたい。
ビールからカン酒、ウィスキーに移りつつ話に興じる3人。仕事仲間だが職場は離れている。

ソテー丼にイワナタケノコ汁でシメ。
とっとと寝る。
6月19日(土) 明け方まで雨ののちくもりのちはれ
夜じゅう降り続け、朝にはやんだものの増水している。

微妙な地形で私のところに水がたまるのだが、ゆうべバイルで排水溝を掘ったのが機能してことなきをえた。
残しておいたイワナが流され、めしのおかずがないので、みんなでがんばって2匹釣り、イワナ飯(炊き込み)とタケノコ汁とウドきんぴらで朝ごはん。
どんよりくもりでどうなるかわからんが、とにかく出発。
上は渡れなそうなところがあり、下に巻き下る。増水と、魚に気づかれないようとで、きびしいへつりもある。
適当なところから釣り上がる。

増水していつもよりポイントが狭い。
なかなかでないが、とあるポイントでMさんのルアーに9寸オーバーヒット。
引き続き、
35cm!
太い。魚体が見えたとき、サバみたいな感じがした。
晴れ間が差すようになり、いったんテン場に戻って昼飯の後、自由時間というか、3人釣りあがっていった。楽しく釣れたそうです。タケノコもおみやげに。
晩飯準備。
刺身用にイワナの皮をひんむくKさん。
35cmイワナの胃はぼぉーんとふくらみ、中から10cmオーバーのサンショウウオが4つ出てきた。
たきびもおきて、楽しくカンパーイ!
朝はどうなることかと思ったが。よかったよかった。
新鮮な刺身にワサビが甘い。
モツ炒めもたっぷり、てんぷら(ウド、コシアブラ、イワナの身と骨と頭)、おひたしセット(生ウド、コシアブラ、ユキザサ、ヨブスマソウ)、タケノコ焼き。
イワナ汁もイワナとタケノコがたっぷりでうまい。
せっかくのたき火なので、ソーセージを笹に刺して焼いてくれた。

釣りにまつわるいろんな話でゆったりくつろぐ。
いや、ほんと今日は楽しい1日でした。
6月20日(日) はれのちくもり
さわやかな朝。
のんびりお茶して、朝ごはん。
ヅケ丼にあざやかなワサビ。

Iさんのタマネギとステーキもあり、おなかいっぱい。

さてゆっくり片付けて帰る。
スノーブリッジは真ん中(水流の上)と端っこが薄いので、端からすこし内側を歩く。ここは右岸。
ちなみに左岸が取り付きやすいのだが、そのまま進むと降り口はこんな風で、危険。
釣る気満々のMさんに、途中釣らせるが、あまりぱっとせず。
ヒイコラいいながらも楽しく小沢をツメ、
急坂を下って帰りました。

その後トラブルもありましたが(詳細オフレコ)。
Iさんと私のコンビは雨降り(しかもひどいの)が多く、「嵐を呼ぶ男」だったのだが、春の山菜採りは晴れ、今回もV字回復で、ジンクスは破れた。
ヨブスマソウ ユキザサ シャク ネマガリタケ コシアブラ ウド ワサビ  
イワナ