森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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5/23日帰り山菜採り  のようす
雨の中、雪を越えて泥壁で命がけのギョウジャニンニク採り
他にもいろんな山菜があり、タープを張って念願のジンギスカン
2010年5月23日(日)
雨の中、沢に突入。

雪が多い。崩れそうなブロックの端を注意して通過。
そして雪渓の上を歩いて予定の場所へ。

今年は雪解けが遅いな。
あったあった。若くてやわらかそうなギョウジャニンニク。
ギョウジャニンニクは土が軟らかいと手で折れない(抜けてしまう)ので、ナイフかはさみで採るのだが、急な泥壁で両手をはなして作業するのがヤバイ。

太いのを採ろうと手を伸ばすFさん。
Yさんが移動してギョウジャニンニク畑を開拓している間に私は上に登ってみる。
ニンニクはないが、ウドがニョキニョキ畑になってる。

ほかにもいろいろ採り、昼飯場所を探しながら下る。
雨は振り続く。川の近くにタープを張り、泥のついた山菜を洗ってから、靴を脱いでくつろぐ。

二人ともアウトドアマン。雨の中での作業も文句言わずにどんどんやる。気持ちいいね。
コゴミ、モミジガサ、ヨブスマソウはマヨネーズかしょうゆかつおぶしで、ウルイはポン酢にしてみた。グッド。しょうゆだと濃すぎてフレッシュ感が損なわれる。

そしてギョウジャニンニクはジンギスカン。このあたりじゃ信州新町(今年長野市に合併)のジンギスカンはポピュラーなのだ。こいつをフライパンでやると、煮物になっちゃうな。甘いし。
こごえて、箸がうまく使えないぐらい。雨の中がんばったので、のんびり。

5/9にFさんと行ったとき、北海道ではジンギスカンとアイヌネギをよくやっていたと聞き、やってみました。実は昨日別のツアーでも準備していたが、けものに食われてしまったのだった。
食べ終わり、ちょっと山菜探し。
肉厚のエノキタケ群生。こいつはみそ汁に入れるとうまいんだ。ダシも出るし、やわらかく噛み切れる感触は天然物ならでは。
ハリギリは高いところに上物がずらずらと並んでいる。まず私が傘で少し引き寄せ、Yさんがバイルでさらに引き下げる。そしてFさんが採取。

ギョウジャニンニク若い
コゴミよし ハリギリよし ウド若い ヨブスマソウ・ウルイ・モミジガサ少々
エノキタケよい群生あり