森の恵みと沢にひたるツアー
ツアー記録
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5/9日帰り山菜採り  のようす
少しずつだけど、いろいろ採って楽しめた。
2010年5月9日(日) はれ
目的の林道のゲートには競争相手がいっぱい。オートバイで入る人もいるし、車も入っていたのはゲートの鍵を開けたんだね。

きびしいかな?
ま、歩いてみる。10分ほどはタラやコシアブラが採られている。が、そのまま進むと道端にコシアブラやタラのいいのがあった。
カギ付きの棒でOさんがタラノキを引き寄せ、Fさんが芽を折り取る。共同作業。

二人とも昨年から参加されている。Oさんはフライフィッシング、Fさんは山スキーが、得意というかかなりの通だ。
 
コゴミでもないかと谷間をのぞくと、タラの芽のいいのがあり、ゼンマイが顔を出し、ヤマブキ(トリアシ?)ショウマ、そしてワサビが花盛り。谷から戻るとコゴミも少々。

ワサビの辛味の出し方など話しつつ、林道を歩いて戻ると、目が慣れたのかコシアブラがちょこちょこと見えた。
さて車に戻り、昼飯道具を持って別のルートへ。ちと早いのだがギョウジャニンニクが出ていないかと探しに行くのだ。

スクーターで子ども2人をのせたお父さんがすれちがう。つわものだ。
林道を歩き、林を通って沢の近くに出る。このあたりにあるはずだが、、、

あった。しかし、細いのばっかり。北海道出身のOさん、北海道でギョウジャニンニクを採って豪快に食べた経験のあるFさんには物足りないが、昼のおかず分だけ確保。
栄養分はよさそうな場所に見えた。(昨年までに)人に採られて細いのだろう。
昼食・試食タイム。
手前から、タラノメ、ヤマブキショウマ、コゴミ、ワサビ、ギョウジャニンニク、ハリギリ・コシアブラ
コシアブラとコゴミはゆでてマヨネーズで。ワサビは湯通しして食べたがやはりすぐには辛味が出ない。

ギョウジャニンニク炒めは匂いが鮮烈でうれしい。肉の方が多い?北海道ではジンギスカンとの組み合わせがポピュラーだそう。クセモノどうしでうまそう。
てんぷらはタラノメ、コシアブラ、ハリギリ、ヤマブキショウマ、試しでニワトコ。低温だとカラッと揚がりにくく、高温だと味が飛んでしまう。
のんびり昼食を終え、いったん車に戻り、最後にコゴミ狙いで少し湿地を探る。と、リュウキンカが茂っている。モミジガサのような味でなかなかイケルのだが、この地方では食べないようだ。
湿地でFさん足を滑らせ、足を泥に突っ込み、ショック!
やや開き気味だがコゴミの太いのもあった。
極太キヨタキシダもあり、あまりの毛の多さにびっくり。これもあまり採られない山菜だ。
Fさん、勉強がてら、ジュウモンジシダも採って帰る。
おみやげは多くないけれど、良質のものがたくさん見られて、楽しい山菜ピクニックでした。
タラノメ、コシアブラ、コゴミ、ワサビまずまず
ギョウジャニンニク、ヤマブキショウマ、ハリギリもあり
リュウキンカ、キヨタキシダ、ジュウモンジシダは食べず