森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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秋の日帰りきのこがり
final tour 11/30
のようす
氷雨の中、川を渡渉し、崖を登り、ヤブをこいでナメコ・ヒラタケに出会えました。森と水らしい苦労しながらの収穫で、今度こそ今年度のツアーをシメくくりました。
2008年11月30日(日) 雨からみぞれ、雪
昨晩から雨で、今日も午前100%、午後80%雨または雪予報。集合まではどしゃ降りもあったが、歩き始めはしとしととコンスタントな降り方。
防寒防水に気をつけて装備を固め、スタート。まずは車のそばの立ち枯れを指差してレクチャー。私「こんな木にナメコやヒラタケが付いています」、参加者「あれヒラタケ?」。なんと道から5mで見事なヒラタケを初ゲット!
大収穫を夢見てヒミツの林へ。川が増水して、長靴でも浸水。きのこがりもきびしいのだ。
11/12にナメコボウズのBさんが仲間を引き連れてリベンジ。源流釣り中心のタフな連中で、これぐらいでは音を上げないので、私も気にせず突き進む。
ヤブをこいで目的の林に到達。いきなりヒラタケの幼菌〜若い群生が目に入る。
2つだけちぎられたような跡があるが、先行者ありや?
ヒラタケは大群生が7mほど上にあるが、無理。他にもときどきあり。ナメコより多いかも。
 
 
ナメコは採られた跡が多いが、よい小群生もぽつぽつ。高めの場所は、木に登ったり、竿で落としたり。
いきなり単独行動のEさんも合流し、車に戻ってお昼ごはん。私が味噌汁を作る間に、Eさん、Kさんは近くの林に入ってきのこがり。
雨が降り続く中、車の中でごはん。肉厚のナメコの味噌汁はこりゃうまい!

冷えてきて、みぞれとなる。
 
さて午後の部。またも川を渡り、草とつるのふわふわヤブを越え、崖を登って目指す林へ。
 
ヒラタケがぽつぽつ、ナメコは幼菌ぐらいで、ヤブが濃くなって引き返そうとしたらBさんがヒラタケ大群生発見。レンズが濡れてよくわかりませんが、ここだけでたっぷり。折れた木に付いていて、一人が竿で落とし、下の人が拾う。
クリタケも大群生だが、古め。
 
 

ナメコは少なめだったが、帰り際に大群生発見。みんなでせっせと採り、満足で戻る。
Bさん、12日の借りは返せましたよね!
途中、みぞれから雪にもなり、車に戻ってみると山が白くなっていた。
<きのこまとめ>
ヒラタケ:大漁。幼菌〜大型あり。
ナメコ:数は多く、採られているのも多いが、よい群生もぼちぼち見られた。
ムキタケ:晩生の小ぶりなのがぽつぽつ
クリタケ:大群生もあるが、古いのが多い