森の恵みと沢にひたるツアー
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秋の日帰りきのこがり
closing tour 11/22
のようす
雪は積もっているが、おだやかな天気で、ナメコ炸裂!ヒラタケもでかいのがいくつかあった。
2008年11月22日(土) くもりのち晴れ、無風でおだやか
今期最終ツアー、雪上歩きで寒そうだし、その割に収穫はわからないけど、それでも行きたいという二人。ミニ料金でサービス実施。

やっと出始めた晩生のナメコを求めて長野から遠出。午前の部。曇り空の下、うっすら積もった雪の上をカッパ長靴で歩き始める。さてきのこ生えててくれよ。
ヤブを歩き始めて5分ほどで、ムキタケ群生。ムキタケは以後、古いのと晩生の小さいのがたまにあるぐらいで、ここがいちばんよかった。

ナメコはときどき小群生がある。幼菌が多く、これから本番のようだ。数はたくさん見れたし量もまあまあでしょう。
ヒラタケは樹上高くに付くのが多く、特製の竿で落とす。まずまずのサイズが5ヶ所ほどあり、十分。
ツブが付いているのが多い。ヒラタケ白コブ病というもので、線虫が付いてできる虫こぶのようなものらしく、今のところこれでアタルという報告はないようだが、気持ち悪いのでツブ付近を除いて食べる。
 
 
カラビナにはさみ、ポリ袋、熊鈴をぶら下げる。袋はヤブにひっかかって破れるので、ある程度採れたらザックにしまうとよい。
急坂を下り(Y木さんは10mほど滑落してた)、昼休憩。暖かいので、外にシートを広げてのんびり。
寒い日は冷めにくいクリームシチューが最近の定番。塩蔵のムキタケとキナメツムタケを戻したものを入れた。

結構採れたし、午後は別のところを歩いてみましょう。
ナラの立ち枯れがいっぱいで、きのこの雰囲気に満ちている。7mほど上にヒラタケが見えるが、これは採れない。
しばらくしてY口さんがナメコを発見して以来、続々と群生が見つかる。はさみで切ってザルに受けるのがよい。汚れるとそうじが大変なので、樹皮の下で木屑にまみれたものなどは採らずに置くようになった。たくさんあるので余裕があるのだ。
  
  
20m先に見えたりする。
クリタケもたまにある。

最後の方はナメコが遠くに見えたが、もういいや、と帰りを急ぐ。
なんとヒラタケのいいのが雪の上に落ちていた。上を見ると付いているが、高くて採れない。
雪の付いたヤブをこぐので、防寒ゴム手をしている。
ごっちゃんです。ナメコは数多く見られ、ヒラタケ、クリタケも群生して量は多く、大満足。

やや渋めのキノコシーズンだったが、有終の美を飾ったね。
<きのこまとめ>
ナメコ:大漁!探すほどに現れる
ムキタケ、クリタケ:古いのが多いがまずまず
ヒラタケ:晩生の幼菌〜大型あり。早生の腐ったのも多かった。