森の恵みと沢にひたるツアー
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流れに勝って大物狙い
のようす
いやはや、アプローチで疲れた。狙った魚の大物はなぜか出ず、代わりにきのこの大物が、それも狙っていたのでなく...平水でもきつい流れの太い川でたきびを囲めてふんいきはよかった。道々きのこ多種。
2008年9月12日(金) はれ
でかい荷物をしょって歩き始める。暑くなりそうだ。
アプローチは登山道。歩き出してすぐチチタケやらタマゴタケやら出てきて、ついにマイタケ!2人通過した後でBさんが発見。Bさんは以前からマイタケ運が強い。
   
 
チチタケ多数、タマゴタケ、マツオウジ(ダケカンバに!)、ベニハナイグチ、ヤマドリタケモドキ、ヒラタケの小さいのや乾燥したの、など。ナゾのきのこもいっぱい。
どえらい急なはしごがたくさんあり、だんだんきつくなってきたが、渡し船の時間に間に合わせるため黙々と歩く。

ネオプレンパンツ、沢靴、ビール6本(M,Y両氏)など、なにせ重いのだ。Bさんは超軽量化しているがザックがしょいにくいそうだ
ひえ〜、ぎりぎりで間に合った〜、ぜえぜえ

このスパートでBさん、膝を故障...
渡っても、まだきびしいはしごがいくつかある

途中でギブアップ、川原に下りる
沢のスタイルに着替え、歩く。いきなり腰上の渡渉で2人スクラムでもきびしくて4人スクラム
天気はよく、気持ちのよい川原の大石ゴーロ歩き
広い砂地にタープを張り(持参のPPひもが足りず、Mさんの麻ひもをいただく)、膝の痛いBさんがたきび、MさんとYさんがおかずを釣りに出る。余裕のできたBさん、目の前の急斜面にマツタケを探しに入るが、きびしすぎたらしい。
  
 
きのこたっぷりのけんちん汁、Yさんが水を使わずに仕上げてくれたイワナの刺身、厚切りマイタケソテー、マツオウジはおきで網焼き
9月13日(土) 小雨のちときどきくもり一時晴れ
起きると雨だ。たきびは燃えているが、タープ下で朝食。
ゆうべの汁の残りに乾燥ヒラタケを入れて味噌汁。夕飯後に煮込んでおいたイワナのあらがやわらかく崩れる。
マイタケごはんと汁だけで、素朴なぜいたくごはん
さてカッパを着て釣りに出る。すぐにBさん、膝が痛いとギブアップ。別行動にしてのんびり戻るとのこと
側壁に岩盤が出てきて、大きな淵も現れ、ぼちぼち竿を振って歩く
ボルダリングの好きなMさん、ときおり遊んでいる。ちなみに私はここは全く歯が立たず。
大岩壁の前で竿を振る
でかいポイントがあるが、ヒットするのはせいぜい8寸。どうして?
胸までつかりそうな淵。小雨がやまなくて寒く、大物が出そうな気配もないので、引き返すことにする。この先にいたりするのかなあ??
 
 
流れは強く、ふんばったり、跳んだり。足を滑らせるとただ事ではすまない。
引き返していると、陽が射した。川虫が小さくてエサ竿をしまっていた私も、バッタを捕まえて釣りながら帰る
テン場に戻り、くつろいだあと、3人は対岸の林にきのこがりへ。
マツタケはなかったが、ベニハナイグチ(キノボリイグチと思った)、ヌメリスギタケモドキ、チチアワタケ(Mさんいわくアミコ)、ハナイグチなどゲット、汁の具となる。
キープイワナが少ないので、夕方釣りに出るが、ボウズ!仕方なく3匹を4つに分けてムニエル。あとは具だくさん汁、もつ炒め、マイタケ炒め。ちとひもじい。
ときどき小雨が降っていたのでタープ下で夕食。おなかも天気も落ち着いて、たき火を囲んでくつろぐ。3人は釣り系アウトドアの達人だ。
9月14日(日) はれ
雲は出たり消えたり。
もうイワナはなく、乾物をつっこんだ味噌汁と、FDめかぶご飯。過去ツアー中、指折りの質素なご飯だ。
さて帰るべし。天気はよくなった。酒と食い物がなくなって、荷物は今のところ軽い。
渡渉を繰り返す
デポ地で靴を履き替える。水を吸った靴、ソックス、ネオプレンパンツなどが重い。
急なはしごを慎重にたどる
南の島?きれいだ
    アカモミタケ(うまい)、カキシメジ、クサウラベニタケ、ドクヤマドリ?いろいろ生えてたなあ。途中きのこのいいにおいがしてたけど、なんだったんだろう?マツタケでもブナハリでもなさそうだったが、コウタケがあったのか?
へとへとになりながら道端のきのこを観察しつつ、休み休み帰ったのでした。ああ、疲れた。
食べたきのこ:マイタケ、タマゴタケ、マツオウジ、ベニハナイグチ、チチタケ、チチアワタケ?、ヤマドリタケモドキ、ヒラタケ、ヌメリスギタケモドキ
見つけたきのこ:(食)アカモミタケ、アミハナイグチ;(毒)ツキヨタケ、カキシメジ、クサウラベニタケ、ドクヤマドリ?