森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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釜ノ沢
のようす
2008年9月6日(土) はれのちくもり、夜少し雨
アプローチをさくさく歩いて、川の前で沢靴に履き替える。ここでKさん、行動食を忘れたことに気づく!!

ま、稜線に上がったら小屋があるし、私のを分けて行きましょう。
ゴーロを少し歩いて巻き道(というか昔の登山道?)に入る。荒れている。
巻き終わって沢歩き開始。最初はへつりとかあり少々緊張する。
その後ゴーロをひたすら歩くと、両岸が美しい岩盤を見せるようになる。東ノナメ沢
微妙なフリクション歩き。その先で左に渡るのは今日は水が少なく楽勝。
西ノナメ沢
白波が立っても浅いところは覚悟して踏みしめた方がよい
気合のマントリング+膝などもある
釜ノ沢に入り、魚止め滝。ここから傾斜もつき、ナメ床が始まる。
いったいどこを登るの?と、燃え残りの流木を眺めるKさん
取り付いてみればホールドはしっかりしている
一番有名な千畳のナメ
その上は少し緊張する
ゴーロっぽくなってしばらく歩き、ひとつ滝を巻くと、両門の滝だ。
ここが唯一、必要を感じてロープを出したところ。以前は水際をまっすぐ登ったものだが、今回は怖くてダメだった。少しブッシュ寄りが登りやすい。
落ち口上で見つけたアミハナイグチ。見た目と充実感のなさでふだんは取らないのだが、パスタに入れるとつるりとイケた。
滝を巻いて、広川原。一番広いサイトは大パーティに占められていたので、も少し上のこじんまりしたサイトにタープを張る。

ほぼ初たき火というKさん、少ない流木をかき集め、勢いが付くまで面倒を見る。
 たき火が燃え上がり、カンパーイ!
雷は鳴っていたが、食事がほぼ終わったところでパラパラと降ったもののすぐやんだ。寝付いたらしばらく降っていたようだが、夜中には快晴となっており、冷え込んだ。
9月7日(日) はれのちくもり、下山後にわか雨
起きると薪がくすぶっている。ラッキー。小枝などをつっこんであおぐと火がついた。
ゴーロが長い。倒木が多いので、適当に両岸の樹林帯に入って歩くと、楽である。きのこもある。
タマゴタケ、アンズタケ ヤマイグチ
ゴーロが終わっていきなり滝
ここから徐々に傾斜を増し、ナメ床が増えてゆく。
そばにきのこも見られる。わからんのが多いのだが、
キノボリイグチ シロヌメリイグチ
モグラですか
源頭に近づき、急なナメ床が続く
Stairway to heavenってなもんですか!?
小屋のポンプで沢は終了。靴を履き替えて登山道へ
下りが急で長い!
がまんがまんでキノコを眺めながら帰る
ベニテングタケ アケボノアワタケ
チチタケ ホウキタケ
へとへとで下山。笛吹の湯のぬるゆでのんびりしているとにわか雨が降ってきた。
出発前日には天気予報イマイチで迷ったけど、来てよかった。ラッキー。