森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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雪洞体験  のようす
暑くて掘るのに大汗。自力で作った我が家は夜も暖かく、ぐっすり眠れたのでした。
2008年3月15日(土) 晴れ
このところの陽気で雪が少ない。プローブ(ゾンデ)を刺して歩き回るが、結局車の近くが一番雪が多く、斜めに3m、水平と垂直には3m以上。余裕じゃないけど、まあまあかな。
入口を四角く描いて、さあ掘るぞ!
参加したのは、フライフィッシャーBさん。山菜、きのこ、そして雪山へと手を広げてきた。雪洞ツアー募集を見て、即参加希望されたそうな。
穴から出てくる雪をどかしている。これが重要なのだ。
Bさんの遊び仲間のKさん。やや上向きに掘り進むと雪を出しやすい。
崩れないよう穴を小さくしたが掘りにくかった。もう少しタテ長にした方がよかった。
奥行きは十分取れそうなので、床を下げつつ横にも広げる。ここまでが時間がかかる。
中に入って座って作業できるようになるとはかどる。左右に掘り広げる。硬いスコップが一つなので、もう一人はスノーソーで切れ目を入れて掘りやすくした。
出っ張りがないよう形を整え、天井をドーム型にきれいに仕上げ、たたきを掘り下げて完成。3時間10分。予定通り。
テントよりうんと広く、各自足を伸ばせるが、BさんはベッドルームとDKを別に作りたかったとか。また余裕のあるときにチャレンジしてください。
ろうそくをアルミ針金で壁に差し、雪を溶かして水を作る。私はビール、Kさんはラム、Bさんはエスプレッソ。

(ヘッデンの青色が強調されて写っています)
スノーソーで壁を切り取り、棚にする。雪はとかして水にした。
外から見ると、真っ暗な中に、ろうそくの光がやさしい。
3月16日(日) 晴れ
静かにぐっすり眠れた。が、夜は全天の星空で、かつ暖かく無風。吹雪なら雪洞の威力がわかったのだが。
飯炊き談義などしつつご飯を炊く。今年初のツアーご飯がうまく炊けてほっとする(ゆうべはパスタとパン)。
 Bさんのエスプレッソマシーンとシロップ。かっこいい。
さて雪洞を片付ける。ためしに上を歩いてもらうと、通路の入口から1mぐらいでは落ちたが、他はごく薄いところ以外大丈夫。
通路の天井を壊し、雪洞のありかを示しておく。ここは通常通りそうもない場所なので大丈夫でしょう。
時間があり、天気もよいので、スノーシュー・わかんで散歩。雪が軟らかいので面積の広いスノーシューの方が沈まないが、斜面の登りはわかんが楽のようだ。
途中、めっけもの(ヒミツ)があったりして、楽しい散歩でした。来期のお楽しみ。
当初温泉付きのはずが、温泉が止まっており、雪も少ないので、場所を変えて雪洞体験のみに変更したもの。なかなか楽しめました。