森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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秋の源流旅
のようす
2007年9月22日(土) はれのちくもり
体力抜群のBさんがかぜぎみ。登りがつらいのできのこのレクチャーなどしつつのんびり行くが、3ピッチめでギブアップ。Bさんは引き返し、Kさんと二人で進む。
ヤマイグチがぼちぼち。チチタケも。
峠で沢靴に履き替える。Kさんはソール張り替え。
こんな歩きやすいところもあれば、連瀑帯を巻き下るところもある。
   
ナラタケ、マスタケ、ブナハリタケ、サンゴハリタケときのこはたっぷり
本流にタープを張り、釣りに行く。イワナをおかずとして期待しているので、Bさんがいなくなり、Kさんプレッシャー!ちなみに私は練習中のルアーでさっぱりなので早々にキャンプ準備。
薄暗くなってKさんがイワナを持ち帰る。頭がでかくて尺もの並みなのに寸詰まりのヤツなど、十分な収穫。よく出たそうです。
焚き火を囲んで宴会。ブナハリガーリック炒め、チチタケ、マスタケ、ヤマイグチは普通にソテー、イワナもつ炒め、仕上げに蒲焼丼とイワナ+きのこ汁。いろんなきのこ、特にチチタケを入れたせいか、深みのある汁となった。
Kさん、飲んで食って、バタンキュー。
9月23日(日) 小雨ときどきくもり
小雨でたきびをおこすのも面倒で、タープ下で朝飯。イワナ燻製とマスタケ炊き込みご飯にきのうの残りの味噌汁。Kさんあまり朝は食べないので、残りはおにぎりに。
きのう釣ったという場所の上から釣り始める。
出は渋いがぽつぽつヒットしたようです。このあたりはリリース。
でかい滝があり、ここで竿をしまって巻く。ガラガラでおっかない。
しばらく巻き歩いて、大休止の後、釣り歩く。やはりぽつりぽつりとヒット。大きめをキープ。
後ろから二人組が来たのでじゃんけんで沢割り。我々は下部の長い区間をいただいた。魚はいるが大岩がゴロゴロして歩きにくい区間だ。
のんびりしていたら遅くなり、薄暗い中、急いでイワナときのこをさばいてタープ下宴会。
好評ブナハリ炒めに、イワナは骨せんべい。焼きすぎずにうまみが残っておいしくできた。
明日は帰るだけ。パスタ、ソーセージ、焼き鳥などおつまみを出して飲む。シメはイワナを炒めて混ぜ込んだごはん。イワナ汁はきのこ少なめでシンプルにおいしい。
霧雨の降り続く中、風はないのでタープを高くして寝る。二晩とも暖かかった。
9月24日(月) 霧雨のち小雨
きのうからしょうゆに漬け込んだイワナで茶漬け。市販茶漬けの素を入れたらそっちの味が強くなってしまった。
さて帰る。まだまだ大きなポイントはたくさんあるが、もう食べないし、帰路は長いので竿は出さない。
二俣を細い方に入り、詰めてゆくとどんどん源頭のふんいきだ。
猛烈なネマガリタケのヤブに突入。初体験というKさん、悪戦苦闘。
地図どおりなら稜線に道があるはずが、、、ない!しばし考え、やはり正しいはずだと強行突破。部分的に道が稜線から離れていたのだが、なんせ背丈より高いササヤブと霧でよく見えない。
1時間以上かかってやっと脱出。呆然と立ち尽くす。
ここからは登山道。笹が刈られているところもあり、放置されてヤブみたいなところもあり。霧雨というより、雲の中で湿度100%、そこらじゅうから結露する感じだ。
雨の中、さくさくと下山。広々とした露天風呂で汗を流して帰りました。
旅はいろいろありました。