森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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森の奥の池で遊ぶ
 のようす
クマ出現!にかかわらず、おかずが要るので釣り続けました。。。
2007年6月2日(土) くもり
まずは山道を歩く。ウドがあるところの近くを通るが、まあどっかで見つかるだろうと見逃し、後悔するハメに。ベーコンとひじきぐらいしかおかずを持ってきてないのだ。
沢靴に履き替えて、おかずを探しつつ進む。ウドはなく、フキとヤマソテツを採る。クマの足跡アリ。まあ、この辺はいるだろう。
タープを張って釣りに出かける。寝やすいよう、石をどかしている。
オオバタネツケバナや伸びたコシアブラを採る。この際食えるものは採るのだ。ウドはない。なぜだ?
ルアーのつもりだが念のため川虫も採る。
さて池に着き、釣りの準備を、、、ルアーロッドの先っちょが折れている!ショック。しかし魚を釣らねば食うものがない。市川さんは投げ始めたがさっぱり飛ばなくて釣れそうにない。しかも!!
ガサガサとかなり大きな音がする。笹薮の中を大きなものが動いているのだ。7割がたクマだとわかったが、カモシカでありますように、こちらに来ませんように、と祈っていた。
(上の写真の中央部を拡大)
と、出ました。20m先の湖岸に黒い生き物。この時期のカモシカは色が薄くなってるし、この体型は、まちがいなくクマです!!!イワナに気づかれないよう隠していたクマ鈴を出して鳴らしてみたが気づかない。あまり刺激するより、あちらから自然に(?)気づいてもらうよう、待ってみました。こっちだって釣らなきゃ食う物ないんだい!?
クマが顔を上げてこちらに気づき、笹薮に去っていった。音がこちらに来ないのを確認して釣り開始(するかー?しました)。ほどなく33cmヒット。少々遊んで最後に37cmヒット。ロッドが折れて4cmミノーでは飛びにくいので6cmにした。
雨がぱらつき、暗くなってきた。市川さんはボーズなので、私のロッドを振ってもらったが、だめだった。海釣りはやるが船なので投げないそうだ。あきらめて帰る。
沢下りが心配だったので高台のヤブを下ったがこちらも大変だった。
まあなんとか降りて、たき火と調理。
イワナはもつ炒め、ひつまぶし風、ソテー。あらを火であぶってイワナ汁。
ヤマソテツのおひたしに、市川さんの漬物。
6月3日(日) はれ
鳥に起こされた。さわやかな朝だ。
ヤマソテツおひたし、フキとひじきの炒め煮、イワナ汁に、
イワナはごはんといっしょに炊いて身をほぐす。
ベーコンとコシアブラを焼き、オオバタネツケバナを添える。辛味が効いてうまい。
おみやげにウドを採って帰ったのでした。
先週は200m先にクマ。今週は20m。来週は?2m?クマ鍋?
獲物:ヤマソテツ オオバタネツケバナ フキ コシアブラ イワナ;帰りにウド