森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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雪山でアンコウのようす
雪山にテントを張ってあんこう鍋。地形を読みながら雪山登山入門。頸城北部は標高は低いがのびやかな山容だ。
2007年4月7日(土) 快晴のち小雨
まずは海辺の魚屋で仕入れ。アンコウをきっぷのいい兄ちゃんがてきぱきと捌いてくれる。
林道のゲートから雪の上を歩く。悩んだ末にわかんを持っていかないことにしたのだが、大失敗!好天・高温で雪がゆるみまくり、ズボズボ沈む。
太陽が照りつける中、日焼け止めを塗りなおしつつ沈みまくりの前進。キャンプ予定地へは谷を通るのだが、雪が少なくて苦労しそうな気配。
重荷+沈む雪で谷の斜面を進むのはつらいので、谷に入る前にキャンプし、明日雪が固いうちに身軽で行くことにした。
読図を学びたいというので、現在地をときどき確認してもらう。
テントを置く場所をならして、5分ほどしてからテント設置。
ペグがわりにそこら辺の枝を折って埋める
完成
乾杯!
早いけど、飲もう!
あんこう丸々1匹は鍋に。
鍋を作りつつ、ホタルイカをつまむ
数回に分けてあんこうドバドバ投入。新しいアンコウは臭くないのでただゆでてポン酢が好きなのだ。
あら、というか、骨の周りや皮がぷりぷりでうまいのだ。今回のさばきは細かすぎた。おおざっぱに切った方がぷりぷり感が強調されてよい。
日本酒をやりつつ鍋をつつく。登山はやっているが雪山経験は少ないという近藤さん。いきなりのズボズボ歩きでごくろうさん。
西の山に日が沈む。
この後、雨少々。夜半にはやんだ。ラッキー。
4月8日(日) 山の上まで登り、滑り(?)降りる
朝飯食って登るぞ。
ガスカートリッジを手で温めて火力をキープ。
あんこう鍋の残りで雑炊。
川が流れているそばを歩く。朝は雪が固いが、それでも沈む。
登ってゆくと谷が埋まり、歩きやすい。
谷を抜ける。むうー、絶景だ。
ちょっと急なところもある
目的のコルは近い。
コルで休んでいたら、なんと地元の吉原さんが登ってきた。長靴で3時間とか。弟さんにはお世話になった。
牛刀を以て鶏を裂くが如し
さて、下る前にカッパを着る。面倒なので靴の上からなんとかはく。
尻セードでびゅーん。服が傷まないよう、シートを敷いてね。雪が軟らかく、なかなか進まないが、35度ぐらいあると滑る。

テントを撤収し、重くなってまたズブズブ沈みつつ帰る。
温泉につかり、山の上で会った吉原さん宅にてお茶をいただき、採りたてのコゴミなどおみやげもたくさんいただき、魚を買って帰途についたのでありました。