森の恵みと沢にひたるツアー
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米子沢
のようす
2006年8月21日(月) くもりのちときどき雨
猛暑続きだがこの日は朝から雲が多い。昼過ぎから所により雷雨の予報で、あまりのんびりせずに進む。
伏流ゴーロを歩いていると脱皮した蛇の皮を発見。目の部分も脱皮(?)している。
ナメ床始まり。
まず高巻いて、もいっちょ巻いて1段高いナメ床を快適に歩き、
スダレ滝の下。私が左端のクラック状をじりじりと登ったが、後続は水流をすいすい登ってきた。今日は水が少ない。
右から支流が入ってゴルジュ入口。1段上のテラスをたどれば濡れないが、今日はまともに水流から入ってみる。入るポイントがやや注意で、カモノハシさん、足をいため、暗雲たちこめる。が、なんとか回復して続行。
このゴルジュは遠目にすごそうな滝が続くが、取り付けば簡単。
こいつも難しくはないのだが、かんじんなところに落ちそうな石がたまっていてロープを出すにも気を使う。
いっつもなんだよなあ。落ちないってこと?
ロープをセット中、中段で待つ山田さん
これも右手に踏跡がある。

その奥にも高い滝が見えているが、
階段状で簡単に登れる。
これでゴルジュは終了。
大ナメの始まり。
みんなうつむいているのは、すべりそうで足元を見つめているのだ(カモノハシさんは疲れているせい)。
行く先に巻機山が見えている。
ナメの途中で滝が出てくる。左はやや外傾した面に砂が浮いていたりするのでロープを出したい。右はトラバース気味に登るワンポイントだけクリアすればいいのだが、
錆びたハーケン(ちょっと動く)にじかに結んだフィックスロープをつかみたくなる。心配なので別にハーケンを打ってフィックスした。ハーケン残置しましたが、あまり打ち込むと岩を動かしそうで浅打ちです。ご注意。

全般に簡単すぎて物足りなそうな持田さん。山田さんとは神奈川県岳連(私もお世話になりました)の講習会で顔見知り。
ここから長いナメが続く。
なにげないところも緊張して歩いている。
すいすい登る持田さん「立ち止まって考えると足が出なくなるから、どんどん登る」のがコツ?
雨の日はいやだろうな。
滝を越えてからずっと霧だ。幻想的だが、開放的な感じが味わえなくて残念。
ひたひた
さて段差が出てきて大ナメはおしまい。まだ滝がいくつか出てくる。難しくはないが気を緩めずに。
おだやかになった二俣付近は「造園業者が作ったみたいですね」。こっちがオリジナルなんだけど、、、

このあたりから少々雨が降る
左に入ってどんづまりの雪渓の手前を左に行くと避難小屋だ。新しい。2005年8月完成。
靴を履き替えている間、少しガスが晴れる。いい感じ。
一応、山頂に行ってきました。なんと登りきったところが「山頂」になっていた。向こうにもっと高いところが見えるんだけどなあ。オーバーユース対策でしょうか。
湿原で木道歩き。池もある。
沢登りに慣れている山田さん、持田さんは楽々のようでしたが、高所恐怖症のカモノハシさんはどきどきしていたそうで、一番楽しんでたのではないでしょうか。