森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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山奥で釣る
 のようす
美しく開けた沢で、釣りにキャンプにのんびり
2005年7月22日(金) 小雨のちくもりときどきはれ
さて出発。いかにも気合の入った釣り人らしき車が1台。小雨だがこの後回復した。
東京から2度目の数谷さん(以下Kさん;エサ、ルアー)と長野市の松原さん(以下Mさん;エサ、テンカラ)
装備に工夫のあるMさんは熊よけスプレーを携帯
暗いトンネルを通る
晴れてきて草むらでバッタを取る

ここまでくもりで歩きやすかった
フィックスロープを伝って川岸に降りる
Mさんは靴底張替え
実際に使うのを初めて見たが、しっかりしているそうだ
すね保護スパッツの上に、ひもと足首のすきまをカバーするスパッツも

対してわたくし、靴のみでスパッツまるでなし。すねが冷たかった。
いきなり渡渉で流れが強く、スクラムが安心
梅雨明けで人が多いかと心配したが、足跡は古くも新しくもない(2日前から1時間前の間と推定)のが一人か二人だけ。下からのんびり竿を出してみる。
浅場が広がるゴルジュはポイントがはっきりせず、気づかれやすくて釣りにくいと話すそばからMさんが釣り上げる
8寸以下リリース(ダメージあればキープ)
Kさんも続く
美渓に魚影が見えて釣り心を刺激する
途中川虫取り
今回はバッタ、川虫、ブドウ虫で大差なかったようである。
全般に食いが浅めで、やせた魚体、砂利を胃袋に詰め込んだものが多かった
この先は難所なので、手前にキャンプを設置して、空身で釣りに行く
小さめに巻いてロープをフィックス
少しだけ釣って戻る
安全なテン場のそばの川原でたきび
最新装備のMさんは水ろ過ボトルを使って焼酎の水割り
初日は獲物少なしと予想して野菜中心のおかず
7月23日(土) くもりのちはれ。のんびり釣り歩く
明け方少し雨が降った
朝飯を軽く済ませ、珍しく!7時前に出る

広い淵に来てKさんがルアーを投げる
たくさん寄ってくるが釣れたのは小型ひとつ
えさを投げるとすぐ釣れた...
初めは出が悪かったが、晴れてきて温かくなったころ、釣れやすくなった

先行するMさんはテンカラに転向
エサで9寸オーバーを上げており、これが今回いちばん大きかった
明るい川原でソーメンタイム
乾いた細い流木があったのでたきびでゆでた。
Mさんがそばでマムシを見た
もう少し釣り歩く
この淵には大小うようよいるのをルアーで狙う
近くまで寄ってきたのが食いついたそうだ
でかいのは出てこない
Mさんは広い川原でテンカラを振り、Kさんは気に入ったポイントをじっくり攻め、
すでに飽きたわたしは川原で昼寝
晴れて気持ちいいのである
満足してテン場に戻る
途中、ミズとフキを採る
たきぎが少なそうだったが明日の朝ぐらいまでは足りそうだ
昨日に続きMさんにたきびを起こしてもらう
Kさんにはイワナをさばいてもらう
ミズ、フキをゆでるが軟らかくなっても苦い
水にさらしておくとおいしくなった
明るいうちから飲み始め、薄暗くなるころには満腹
イワナはソテー、汁(フキ入り)、塩焼き(満腹でこの日は食べず)
ミズおひたし、ジャガイモ、切干大根、ソーセージなど
Mさんの干しホタテで炊き込みご飯
星空がきれい
早めに寝た
わたしは水辺の砂地で眠り込んでしまった
寝てばっかり
7月24日(日) くもり
夜晴れて寒く、明け方カッパを着込んだ

米を炊くときにのせておいたイワナをほぐしている
イワナ飯とイワナ汁
最後まで焚き火でコンロ使わず
天気に恵まれた

いつもアルミの燃えカスを回収して帰るのだが、家で不燃ごみに出すと埋め立て処理される。よく使われるテン場のアルミの燃えカスは次の人が焚き火で燃やしてしまう方がいいと思うこのごろ。燃やさず持ち帰るのが一番いいけど。
きれいな沢だ
ありがとう
Kさんはミズ、フキ、チチタケとお持ち帰り
この日もくもって歩きやすかった
マムシ2匹が通りがかりにいた
帰りの車道では真っ黒でかわいい小熊が横切った
実に天気に恵まれ、人も少なく、楽しい3日間でした