森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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ウコギ科まとめて
A:5/20 B:5/21
 のようす
好天に恵まれ、のんびり山菜採りを楽しむ。ハリギリとコシアブラはばっちり。ウドは出始めで小さい。タラノメは一番芽が採られている。
2005年5月20日(金) A はれ
1時間もくもくと歩いた後、試食材料を探す。太くて若いハリギリの芽を折り取る福寿さん(以下 F)は松戸(千葉)から。
ウドは地面から数cm顔を出しているのを掘る。山菜鎌を買って使いたかったという澁谷さん(以下 S)は大和(神奈川)から。

二人とも登山経験豊富で、のんびり麓から楽しむことにも興味が出始めたそうです。
ちょこちょこと昼飯試食用に集めたハリギリ、ウド、タラノメ、コシアブラ。タラノメ以外は若くて太い最上級品だ。
道端でてんぷらを揚げて試食。みんな若芽で採りたてのせいか、くせがない(なさすぎ?)。ハリギリもほんのり後味で苦味が香るだけ。
さて山菜採り。
10分ほど登るとコシアブラの若芽が背の届く高さに次々と見つかる。
ハリギリはもっと多い。
これは数年前に森林管理署が除伐した木からの萌芽。
付近はカラマツ林で、わんさか生えていたハリギリとコシアブラは徹底的に切られた。そのため今は幼木や切り株からの萌芽が多くて採りやすいのだ。
ウドはまだ出初めで、こんな風に頭だけ出ているのを掘ると、
やや太いところが出てくる。
家で料理はあまりしないんで、とSは上物のみ少量採取。
調理師免許を取り料理店を手伝うFはフキやワラビも採取。
いつものお風呂につかって帰りました。
お疲れ様。
2005年5月21日(土) B 晴れ。暑い
最初はひたすら歩く。
高くハリギリの上物が突き出すが、木を曲げると折れそう。
ウドが小さいのしかない中、山口さん(以下YM)がいいやつを斜面に発見。キノコ同様、目が利く!
白いところを切り出して味噌でいただく。新鮮であくが適度でさわやか。
ちょいとコシアブラ・ハリギリ・タラノメをゲットしてきて昼飯試食タイム。酒を飲めない人がいなくてビールたちまち消散。
で、山菜採り。道がなくなって崖を登り前途に心配する場面があるも、たちまち山菜の宝庫になる。
コシアブラ、ハリギリがまざっていくらでもある。
ウドは小さくて見つけにくく、目の利く田口さんに「あんたたちがみんな踏んづけてるわよ」と何度も言われる。
昨年の枯れ茎のそばに出ている。
もくもくとみんなウド掘り。
タラノメを狙いに登る途中にもハリギリやウドがあるが、上がるほど若い。
タラノメはかなり採られており、各自ウドを掘ったり休んだり。菊実さん、そりゃシシウドです。
ほぼ満足だがコシアブラをもう少しほしいとのこと、斜面に入りつつ下る。
使わなくなった林道が崩れているところが今回のねらい目でした。
後光刺す山入端さんは数谷さんの紹介で参加。海もいいけど、山もいいでしょ。
枝を引き寄せる棒を持つ菊実さんの横に控えめにいる柏樹さんが昨年から興味を持っていただいていました。きのこがりは台風で残念でした。また今度。

最前列の数谷さんは帰り道にもいいウドなどゲット。毎度積極的です。
天気も良く、上物を容易に見つけられ、よかったよかった。たくさんあるもんでわかるかなと全員への初期指導がおろそかでした。ちと反省。