森の恵みと沢にひたるツアー
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紅葉のブナ林に泊まる
 のようす
ナメコとシロナメツムタケたくさんあり、状態のよいものを選ぶ。静かなブナ林を満喫するも、大雨でテント浸水!
2004年10月22日(金) はれのちくもり夕方小雨、夜半大雨
ブナ林を歩いてゆくと、チャナメツムタケ(写真)、ナメコ幼菌、ブナシメジなどがぼちぼち現れる
遠くから見えたナメコ群生
泊まりのおかずに十分、食べきれずお持ち帰りとなった
石突にはコケや砂が付いているので、はじめからナイフで採取

釣りが本業(?)のカモノハシさん、今年は山菜、沢登りそしてきのこがりに進出
ヌメリスギタケ群生
よく見かけるヌメリスギタケモドキと違って群生していた
水で洗うと傘の白いポツポツが取れ、ナメコみたい。味もナメコみたい
ブナシメジ
ナメクジに食べられている
中央に褐色の大理石模様がうっすらとあるが、開くとこのように白くなる
クリタケ
やや古い
食べてもよいが、今日は
すでに大漁なのでパス
ブナハリタケ
腐ったのがたくさんあったが
食べられるのはこれだけ
ホコリタケ
サイズも数も立派
沢沿いはよいテン場がないので、きのこそうじをして水をくんでおく
ナメコに2oぐらいのちいさな虫がついており、なかなか取れずに苦労する。水が冷たい。水に漬けずに傘を上向きにすると飛んでいくようだ。傘を上にして煮ても浮いてくる。
テン場に向かう途中に見つけたタケリタケ
柄が不気味に変形している写真を見るが、これはナニそのもの。。。
タケリタケという種があるのでなく、きのこに特殊な菌が寄生してできたものだそうだ(食べない、、、よね)
なだらかなブナ林を見渡すテント
食材は豊富だ
キノコ鍋の材料を煮込む

山の上は茶色く紅葉しているが、このあたりは緑と黄色が混じっている
空がどんよりしてきたが、外で飲み始める

つまみにブナハリ炒め
雨が降ってきてテントに入る

ホコリタケをゆでて皮をむき、マヨネーズであえる。やわらかいがしっかりした歯ざわりはなかなかのもので、はんぺんとかまぼこの中間。
2004年10月23日(土) 雨からくもりへ
私はすぐ寝付いて気づかなかったが、夜半大雨だったそうだ
朝方もコッヘルに落ちるしずくの音や、近くで水が沸いている(!?)ような音がしていた
夜9時に寝て、起床7時。。。テントは床上浸水!!!コップや軍手で水をかい出す
ナメコのみそ汁に、ブナシメジとベーコン・いんげんの炒め物で朝ごはん
ブナの幹のタテ筋は雨が流れているもの

この水で地衣類が繁殖し、ブナ特有の幹肌模様ができるのだろう
テン場付近を散策
シロナメツムタケがたくさん
小さいし色が薄いのでちょっと?だがヒラタケだろう。周りにはとけて流れたようなあとがある
ナメコの大群生だが、小さい。残念!
15cmものナメクジがいるのだ
ザックをしょって帰る
歩いているそばにナメコが何度も現れ、ホコリタケ、ブナハリタケ、チャナメツムタケなども採りながら車に戻る

帰り道、台風23号の大雨で川が氾濫したあとが目立った。通行止めも多い。そしてこの夕方、きのこを煮ていると新潟中越地震でグラグラ揺れた。自然はいろんなことが起こる
雨の中ごくろうさまでした
きのこまとめ
状態がよく多かったもの:ナメコ、シロナメツムタケ
少々:ブナシメジ、チャナメツムタケ、ヌメリスギタケ、ナラタケ、ゴムタケモドキ、ホコリタケ
ほんの少し:ヒラタケ、ブナハリタケ
古かった:クリタケ
毒:ツキヨタケ、ニガクリタケ、タケリタケ(不食)