森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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沢旅ときどき難所
 のようす
開けた川から深い森を抜けて明るい草原へ。きのこ炸裂。
2004年9月17日(金) 小雨のちくもり
まずは登山道。きのこ大漁。スギヒラタケ、ブナハリタケ、ナラタケはたくさんあるので状態のいいものだけ採る。他、ヌメリスギタケモドキ、マスタケ、クリタケ、ムキタケ。テン場でシイタケ。2人で1kgは食べたろう。
寒いので川をショートカットして崖から川原に下る。ひもをつかむ。
開けた本流をどんどん進む。ジャンプのちへつり。
最後の巻きを越えて竿を出しつつテン場を探す。イワナの出は悪い。テンカラwithフライイングクロスアタックは反応なし。
川原を整地してテントを張り、たきびの準備をしていると、暗くなってきた。
キノコはたくさんある。
キノコ汁、イワナホイル焼き、きのこ炒め

スギヒラタケをご飯にたきこんだが焦がしてしまい味がしなかった...
2004年9月18日(土) はれのちくもり
キノコ汁がたくさんあるので、にゅうめんに。おかずはミズのおひたし。
まず釣りながら進む。
イワナはぼちぼち。私はえさに切り替え、たまに釣れるが小さい。
支流に入り、しばらくして巨岩&倒木帯となり、竿をしまって登る。この区間が疲れる。
と、ナラタケは今日もたくさんある。きれいなのだけ少々採る。
後半はだいぶ歩きやすくなるが、一度ひものお世話になる。

テン場に近づいて釣り歩く。まあまあ釣れる。
風通しが悪く、たき火が消えそうになる。雨が降ってきて急いで調理。イワナきのこ汁、きのこ炒め、ひじきとフキのきんぴら、イワナ塩焼き。
雨がやんでたき火のそばで食べていたらまた降ってきて、最後はテントに入って食べた。
2004年9月19日(日) 霧雨のちはれ
夜は降らなかったようだ。炭ができていて朝のたき火は元気。汁のナラタケの味がまろやかになっていてうまい。
ブナハリとスギヒラタケをまぜて炒めるとうまい。
今日はいきなり滝の突破だ。霧雨が緊迫感を増す。下部を注意して登り、上部は岩場を1ピッチ、腕力ヤブ登り1ピッチ。
その上はとても登れず、巻く。
しばらく連瀑帯だが難しくはない。ひもを2度つかむ。ひもが切れそうなので新調しておいた。
あとは平和なルンルン沢となり、天気もよくなってきた。
のどかだ
開けた源頭で靴を履き替える。
こんなうれしいツメはなかなかない。
振り返ると芝生のような笹原だ。あと2週もすると潅木がきれいに紅(黄)葉する。初夏はキスゲが咲き乱れる。
登山道を下りながらスギヒラタケを採る
私はヤマイグチ。味は薄いが、バター炒めにすると傘がふんわりとしておもしろい。柄はしっかりしている。水洗いすると傘がぐしゃっとなってよくないので、きれいなのを採るべし。
今年は沢旅&キノコをも少し楽しめそうだ。