森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
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山越え沢ごもり
 のようす
誰にも会わず、山菜イワナで現地調達生活。
バカバカ釣れたり、きれいなナメでのんびり竿を振ったり。
2004年6月18日(金) 山を越えて沢に入り、
おかずのイワナ釣り爆発
まず山に登る
沢靴に履き替えていると
数谷さんに小さなハエがたかる
黄色がお好き?
小沢を下る
かわいらしいナメだ

しばらく小雨だったが、やんだ
ユキザサやミヤマメシダなどを採る
ユキザサ(下)が
ホウチャクソウ(上、不食)と混生している

これぐらい育つと葉の付き方や茎の色・うぶ毛、花近くの分岐などでわかる
生でかむとユキザサはほんのり甘いがホウチャクソウは青臭いただの草の味(苦いことが多い)。石原さんはホウチャクソウがおいしいと言う。。。
ネマガリタケを見つけてたけのこを採る
ヨブスマソウは多い
ウドは大きくなっていてちょうどいいのが少ない
川虫を探す
本流より支流の方が採りやすい
苔むした大岩が小沢の出合になって美しい
水流にかかる唯一の残雪は崩れていて歩いて通れた
本流に降り立つ
タープを張り、たきぎを集めてから、おかずを釣りに出てもらう
山菜はネマガリタケ、ヨブスマソウ、ウド、ユキザサがあり、朝までは十分
3人が釣りから戻ってイワナをさばく

どこでも簡単にすぐ釣れるとのこと
フライの石原さん「投げればすぐ出てくる」
松井さん「こんなに釣れるんじゃ、明日はつまんないな」と真顔で言う。。。そう言われても困るんだけど、きれいなところなのでのんびり歩きましょう
胃袋、レバー、卵巣は炒める

どのイワナも胃袋パンパンに食っている
腹に味噌とヨブスマソウを詰めてホイル焼き
塩焼きとイワナ汁
おひたし、ウドスティック

おひたしをアルデンテに仕上げたら松井さん「火が通ってないよ」個人差がある
ネマガリタケは焼いたり、汁に入れたり
たきび番を松井さんがマメにやってくれて鍋を置きやすい
おかずで飲んでから、ご飯を食べるときに雨が降ってきたのでタープに移動
しかし雨はこのときだけだった
台風はまだ九州まで来ていないはず

タケノコ入りイワナ汁がうまくてよく売れた
6月19日(土) きれいな川をのんびり釣り歩く
朝のお茶
石原さんはベトナムコーヒー!
タープのそばにマスタケ発見
中心が硬いがまわりはやわらくていい状態
松井さんが朝釣ってきたイワナを入れてごはんを炊き、きのうのイワナ汁を増量、マスタケをまず炒めて
ウドの皮や葉を加えて炒めて塩コショウ
とてもうまい
ごはんのイワナの身をほぐしてイワナごはん
イワナ汁にはヨブスマソウを入れると香り高い
さて釣りに出よう
まずキャンプそばで川虫採り
フライの石原さんは待っている
明治時代の魚止め滝

今回いちばん深い釜だがイワナ姿見せず
その上は小さめのポイントが続く
数谷さんは低い姿勢で狙う
しばらくしてヒット
ここは小物しか出ず、きのうとは様子が違う
別の淵で25cmぐらい
腹に刺さる
魚止めの下から持ち上げて放流した淵
ひらひら泳いでいるのが見えるがなかなか釣れない
数谷さん、いつもの粘りでゲット
次の瞬間、石原さんもヒット
フライは10時ぐらいからですね、との予言どおり、朝早くは出ず、しばらくして少し追うようになり、10時前に小物ヒットから出るようになった
きれいなナメが出てきて松井さん竿を伸ばす
大石の下が深いが出ない
ナメの段差の深みにひそむイワナを狙う
11時を過ぎたので引き返す
戻りながら山菜を採る
雪渓のそばにはかわいいウドがあった
松井さんは奥に行き、好みのウルイをゲットしてきた
キャンプに戻り、お昼
夕ごはんまで時間があるのでイワナの腹を出しておく
数谷式手早い処理
まず腹を割き、エラの付け根(口側)をちぎる
エラをつかんで尾の方に引っ張ると
内臓もいっしょに取れる
胸びれも取れてしまう
あとは血合いを取って完成
昼寝の後、午後の釣り散歩

巻き下って支流で川虫取り
ここはたくさん採れる
深い淵に姿が見えるが釣れない
ナメの上でラインを飛ばす
エサを沈めてみる
投げる
自然体は松井さん
恋ノ又はもっと簡単に釣れたぞと不満
なかなかナメで出ない中、粘りの数谷さんは着実に釣り上げる

わたしゃテンカラを練習していましたが、魚は出てくるものの針にかからない
ゴーロに近づいて出やすくなった
ここからゴーロ帯
わたしは一足お先にキャンプに戻る
巻き道があるので場を荒らさない

途中ワサビ畑
またよい状態のマスタケがあった
ネマガリタケ、ウド、ウルイ、ヨブスマソウ、ユキザサ、マスタケ、ワサビ
ま、十分すぎるでしょう
数谷さんも早めに戻り、魚をさばいてくれる

あとの2人は釣り上がるが昨日とちがって出がシブイ。昨日と同じ場所なので、さすがにイワナも学習したか
前菜におひたしと刺身
ワサビを石でおろしたがなかなか難しい
ウドてんぷら
フライパンを傾けて少量の油で揚げる

軽量化のためもありガソリンを使う

たくさん出た中骨は骨せんべいに
やっぱり塩焼きは欠かせない?
松井さんが面倒を見て近火で手早く焼く
もくもくとタケノコをむく
味噌が足りず薄味スープとなったがイワナ汁はやはりうまい
イワナから揚げ丼
強火で水分を全部飛ばしてしまい、ごはんが固め
6月20日(日) おみやげ山菜を採りながら帰る
泊まりの釣りは初めてという石原さん、火起こしにチャレンジ
寝ている間に雨がときどき降った
やはりキャンプの近くにヌメリスギタケモドキたくさん発見
虫食い部分をそうじして汁に投入
やわらかいマスタケがうまい
固いものはボソボソしてまずく、これを食った人はマスタケがまずいと思っているがもったいない。見た目ではわからないのでさわってやわらかいところだけ食べる
今回の持込み食料は、<炭水化物>米、ソーメン、てんぷら粉 
<調味料>砂糖、塩、マヨネーズ、しょうゆ、味噌、かつおぶし、粉末つゆ、おろししょうが、こしょう、七味 と<油>
さて帰ろう
おみやげは各自で
マスタケがこれまたやわらかい
他にナラタケも少々
ヨブスマソウなども採りながら
ネマガリタケはザックを置いて探す
梅雨なのに天気に恵まれた。長野市に帰ると猛暑、翌日は台風通過