森の恵みと沢にひたるツアー
HOME カレンダー 山菜・きのこ 沢登り・歩き 沢旅・イワナ 湯・雪・他
ツアー記録
 水根沢谷
のようす
2002年7月30日(火) 奥多摩 小河内ダムのすぐ下に流れ込む水根沢は平凡そうな山に囲まれているが、これがなかなか面白いのである。
うら若き?女性2人と男性は30代細身、50才おなかが妊娠5ヶ月の4人参加

アシスタント&カメラマンとして丸山剛氏にお願いしております(「渓流」や岳人の常連のプロカメラマン)
最初の遊び場の前にちょいとへつる
最初の遊び場は、へつっても泳いでも突破できる
ぜひ両方試そう。
へつりは難しくはないが、レイバックぎみにするのとスタンスが外傾してフリクションをきかすので、最初の練習にはよい
泳ぎはヤツメぎみに岩のそばを進むと楽
泳いで取り付いても水中スタンスがなく、全身のフリクションで登らねばならない
水流側にホールドがあるが、も少し左のほうが登りやすい
*50歳太めの山崎さんは水勢をものともせずに釜の中央を泳ぎ、このホールドからぐいっと登ってしまった。参りました。
このCS(チョックストーン)は中央突破が簡単
左に岳人パーティがいるので泳いで取り付いた
ちなみに左は登れそうに見えるが、取り付いて行き詰ると足は宙に浮きホールドもなく危険です
簡単だがガバホールドはないので慎重に
膝を使えば簡単
ゴルジュを出る。久々の太陽がうれしい
連日の猛暑でも水根沢は寒い
おれは長袖シャツに穴があいてカッチョわりーんで半袖を着たが、鳥肌。やっぱ長袖がよろしい
再びゴルジュに入る

身軽な田部井さんは丹沢のふもと秦野から参加
かなり上達すると思います。でかい川に行きましょう。
自称釣りキチおやじの山崎さん
ウェーディングシューズは初めてだが、ウェーダーでフェルトには慣れているし、水泳をやっていたりして、力強くぐんぐん登る

ぜひ山奥にイワナくんと遊びに行きましょう
狭い淵は右手の岩を登ってもよし、泳いで取り付いてもよし
また寒くなってきた。へつりで水につかる時間を短くするためにロープを出す
ルート図にも出ていないへつりだがちょいと注意。右手と左足フリクションを決めて右足を伸ばすのだが、最初の遊び場のパターンと似ているので、あそこできちんと練習しておけばよかったなー。
ロープを出しているが落ちたらさほど役に立たない
寒いのでカッパを着た古屋さん
いいかげん寒くなったところへ、出ました!名物5mトイ状滝
寒いのでまずへつってなるべく近づき、
滝つぼに飛び込んで立ち上がる
水量の多いときは結構たいへんだがこの日は問題なし
いえぃ!
ポーズをとる道関さん
(このあと右足が抜けなくなる...)
あとはつっぱりぎみに登る
お好きな人は最初から泳ぎでどうぞ
ゴルジュを進む

別にそこまで濡れなくても登れるのだが...
水遊びしたがる道関さん
まだまだ水につかる場面は多い
最後は半円の滝
おおまたびらきでじりじり登る
滑るので注意しよう
左壁も登れる
エイト環+グリップビレー
ここは傾斜が強くて落ちるとかなり引かれるので、どうせエイト環を使うなら、
落ちたときに角度がつくようにセットした方が止めやすい
(落ちた場合を想定してぐいっと引っ張っているところ)
半円の滝を越え、無事楽しく水根沢谷遡行を終了
丸山さん、ごくろうさまでした。
あー、おもしろかった。みんなも満足してた。

駐車場で私が冷たい飲み物を出すと、道関さんがキムチを出す!準備がよすぎる
のんびりくつろいでおふろで汗を流して解散。

もう技術はOKですので、大自然の中で遊びましょう。